MIYOTAらしきムーブメント…つまり中華製クローンMIYOTA8215の身体測定をしておきます。
ホワイトアウトから取り出して復活を試みるも巻芯がキチンと刺さりません。
もう諦めました。
バラバラにしてみようかと思います。
その前に身体測定ですw
テンプは元気良く動いてるんですが…どうしても巻芯が上手く刺さりません。ダメですねぇ。
7s26と大きさが似てるので、代替として使えるのではないかと思います。
代替と言っても、MIYOTA8215用のケースに7s26を突っ込むという作戦ですw
まず、日車と窓の関係は7sと同じっぽいです。
セイコー5の文字盤をムーブメントの上に置いてみました。
つまり文字盤のカレンダー窓の位置は、7sとMIYOTA8215は互換性がありますね。
残念ながら干支足は合いませんので折るしかないです。
今回分かったのは、MIYOTA8215は、
・DG3804 の針がつく(GMT針は除く)
・厚さ文字盤込みで6.6mm
※7sは5.9mm
・ローター直径25.4mm
※7sは26.8mm
・機械の直径25.9mm
・針の穴は7sと合わない
これらの数字は私の測定のため精度は出てませんので悪しからず。
因みに7sのスペックはこんな感じ。
アタッチメントや文字盤厚みは含まないとこんな感じ。
基本的に7sの方が厚みが小さいから、文字盤が29mm以上のMIYOTA8215用のケースに7sムーブメントは入るのではないかと思います。
文字盤が29mmより小さくなると7sのアタッチメントが入らなくなるかも。
気になるのはローター直径は7sの方が大きいところだけかな?
裏蓋の形状によるかな。フラットな形なら大丈夫でしょう。
まぁ、ここは運次第でw
これまでもムーブメントスワップしてきて苦労したのは、巻芯と文字盤の距離。
文字盤つけて比較してみます。
ざっくりと比べます。ホントざっくりw
MIYOTAの巻芯が斜めに見えますが、実際はそんなことないです。
で、まぁ大体文字盤から巻芯の距離は同じ。
大体ですw
(あてにされたら困るよ!)
そして、重要なのは、MIYOTA8215とDG2813やETA2836はケースが共通の製品があることです。
ということは、これらも巻芯と文字盤の距離が同じで、7sが入る可能性が高いということです。ここ重要ですよ。(試験に出ませんが)
もちろん、ガバガバで固定が必要な可能性もあります。でも巻芯の位置が合っていて、ムーブメント本体が入ってしまえばあとはどーにかなるでしょ!(適当w)
まぁ、実際ホワイトアウトは、MIYOTA8215用ケースに7sがピッタリ入ってます。
ピッタリ。
巻芯のネジピッチも重要ですが、MIYOTA8215と7Sは同じでした。ケースが共通なら付属するリューズのピッチもDG2813やETA2836用は同じかなぁと思いますけどね(多分)
何故、社外ケースを探すかというと、オークションなんかでセイコーのケースを探すと、5000円以上したりします。なんか高過ぎですよね?
その点、中華ケースはサファイアガラスを入れて3000円台から沢山あります。
そして、ネジ込みリューズのものもあります。
このネジ込みリューズとサファイアガラス付きのケースを探してくるのがお得かな、と。
形はカッコいいものから変なのまでw、大きさも44mmから34mm位まであります。
対応文字盤の直径が28.5mmなら、セイコー5の文字盤が使えます。
つまり、条件が揃えばセイコー5の文字盤とムーブメント(針付き)をそのまま放り込めるということです。
ベゼルインサートはブラックボーイと共通のものもありますし、困りはしなさそう。
ということで、このあたりの情報ってなかなかネットにもないんですよね。少し開拓していこうかとw
何かご存じの情報お持ちの方は教えてくださいね~