奇跡的に復活したMIYOTA8215クローンです。
あくまで「クローン」なので、お間違えのないように。
中華製のケースを物色していると、
ETA2824
ETA2836
DG2813
MIYOTA8215
NH35
なんかのムーブメントの名前が出てきます。
これらは三針の自動巻きムーブメントです。
ホワイトアウトでは、MIYOTA8215用のケースに7S26がスッポリと入りました。
では、逆にセイコーファイブのケースにMIYOTA8215は入るのでしょうか?
MIYOTA8215クローンを使って調べてみましょう。
SNZF17のケースに入れてみました。
スッポリと収まります。
蓋は閉まるのでしょうか?
あら、ローターが当たって裏蓋が閉まりません。
ローターの直径は7sの方が大きいのですが、MIYOTA8215クローンの厚み側で裏蓋に当たります。
うーん、とりあえずローター外してみるか?
問題なく入った。
ローターを外すと奥行き側にはまだ余裕があります。
むしろカタカタいわないように、文字盤側に押し付ける工夫は要りそうです。
これはこれでテンプがブンブン回ってるのが見えていいですね!
他のセイコーファイブのケースとして、SNK355のケースにも入れてみました。
SNZF17の時と状況は同じです。
ローター外したら蓋が閉まります。
ちなみに、MIYOTA8215クローンは手巻き出来ますので、ローターがなくてもなんとかなります。
ということで、MIYOTA8215の入るケースには概ね7S26は入りますが、逆は厚みが干渉します。
うーん、なかなか上手くはいかないものですw
Ebayで売ってるケースの対応ムーブメントをコピペすると以下のようになります。
内容は若干怪しいかもしれませんw
ケース1
ETA2836 DG2813 DG3804
Miyota 8205/8215/821A
ケース2
DG3804 Miyota8215
ケース3
DG3804 Miyota8215
ケース4
ETA 2836 Miyota 8215 821A DG 3804
ケース5
ETA 2836,DG2813/3804,Miyota 8215 821A
ケース6
eta 2836 MIYOTA 8215 821A 8205
ケース7
Miyota8215 Seagull ETA2836
ケース8
ETA 2836 miyota 8215 821A DG2813/3804 P940
ケース9
ETA 2824 ETA 2836 Seagull ST2130
ケース10
ETA 2824 Seagull ST2130
ケース11
DG3804(GMT); ETA2836; Seagull2836;Miyota8215
これらをみると、MIYOTA8215用のケースに
DG3804(GMTムーブメント)は、問題なく入りそうです。
針も共通で使えます。
そして、ETA2824と2836というムーブメントは、入るものと入らないものがあるみたい。
製品によっては片方だけ入ると記載されていたりします。
ここら辺が謎ですね。
ちなみに7Sムーブメントは入るものもあるはずなのに記載されないという不思議。なぜでしょう?
Seagull ST2130というムーブメントの情報ありますが、あまりネット市場では見かけないムーブメントです。
市場としては、ETAの製品が中心なので、ETAのムーブメントとの汎用性がわかると、使い回せるケースやムーブメントがわかるはずですね!
ここら辺は色々ネットの情報(おそらく英語)で調べてわかることもあるかもしれません。
ちなみにムーブメントがケースに入ることと、巻芯がちゃんと刺さることは別ですからね!