以前に購入して、真鍮製のケースを黒錆び染めにした液体(パティーナ)がたんまり残っています。
今回はそれを使って針などを黒錆び染めにしました。
黒錆び化する部品をシンナーに付けて、その後脱脂します。
表面はヤスリで軽く磨いておきます。
これをパティーナに投入!
あっという間に黒くなってきました。
できれば青焼き状態で取り出したかったのですが、あっという間に真っ黒です。
さらにしばらく漬け込んで完全に黒くしました。
影絵のように黒いですね。
取り出してティッシュのうえに並べたところです。
塗装だと膜厚があって、少し丸っこくなるのに、黒錆びだとすごくシャープです。
なんだか少し神秘的です。
針やアプライドなど、繊細な部品を黒くするのにとても向いてます。
文字盤などにエッチングの手法と合わせて使うと、非常にシャープで綺麗な表現が出来るのではないかと考えています。
この辺りを今後研究していきたいですね!