先日のグライドロックのベルトのときのリベンジで、もう一回リザードの革のベルトを作ってみました。
基本的な作り方は同じなんですが、今回はオーソドックスなベルトで、厚みは薄く作ってます。
この間はステッチの精度がイマイチだったので、今回は細目(5号)のグレーのロウ引きの糸を買ってきて、気合いを入れて縫いました。
…糸が細くてグレーであまり目立ちません。
まぁ、これはこれでありなんですけど、なんか悔しいw
裏面を見ていただくと、ミシンのような縫い目から気合いの入りかたを察してもらえるかもしれませんw
それにしても、なんかトカゲ感が希薄ですね。ちょっと傷の多い布地のように見えるかもしれない。
生前の傷とかあるんですよね~
見る人が見れば「おっ!トカゲ!」って分かるんですかね?
以前の私だと確実に気付きませんw
光が当たると独特の光沢があって、布でもビニールでも牛革でもない、得たいの知れないチェック柄って感じに見えます。
どの時計が似合うかな…
細かな鱗模様があるので、デザイン密度が高い時計が良いと思うんですよね。
そういう点で波模様のくっきりした文字盤のブラックボーイもいいかもしれません。
いや、それならリザード革で文字盤作るか?
実は簡単に作れると思いますが、工業製品ぽさが無くなりますけどね~
ところで(だらだら書いてるな…)!
今回、リザードの革って時計のベルトに使うときに革の向きが重要ってことに気付きました。
具体的に書くと、ベルトの長手をトカゲの頭・尻尾方向でとるか、胴体輪切り方向でとるか、という違いです。
やってみると分かりますが、頭・尻尾方向でとらないと上手くいかなかったです。
ベルトの小口ってクルッと小さく革を曲げるじゃないですか?こういう小さい曲げができるのは背中からお腹にかけての向きしか出来ませんでした。
するとベルトは頭・尻尾の向きにとるしかない、ということです。
最初に間違って革を切り抜いたのですが、小口の曲げができず、割れるんですよ。
バネ棒のところの曲げは曲がりにくい方向になるんですけど、割れないギリギリでした。
鱗の隙間が広がってます。
胴体輪切り方向で使えると、鱗の大きさが背中→お腹に向けて変化して面白いんですが、小口の曲げが出来ません。
とまぁ、トカゲの革ってそんな感じですw