アリエクで手に入れた怪しいケース。
怪しい刻印が打ってあったり、ガラスに透かしがあったりします。
東南アジアの街角で「シャチョーサン、S級ダヨ~」って、言いながら釘でガラスをグリグリとこすって、「ホラ、サファイアダヨ~!」って、見せてくるあの時計のケースではないかと思います。
ベゼルインサートが37.3ミリくらいのものしか入らないことが判り、うーんちょっと困ったなぁという状態です。
アルミ製の37.5ミリのベゼルインサートを圧入する仕様ということまでは、なんとなく判りました。
うーん、セラミックのベゼルインサートが入らないものか…
試しにセラミックのベゼルインサートを少し削って見ましたが、ダイヤモンドヤスリでもほとんど削れません!
硬いわ…セラミックを削るのは無理だな…
すると残る手段は、ベゼルの交換です。
ベゼルごと38ミリのサイズが入るものに交換できないか、と考えました。
とりあえずこれを注文しました。
同じような構造で少し大きいケース。
まぁ、使えるかは分かりませんがブラックフライデーなのでお安かったです。
これが届いたとしてもベゼルをケースから分離しないと交換できません。
普通はケースとの噛み合いで止まっているのですが、今回は何だか違います。
なんか、多角形のバネが見えます。
バネの内側がケースから跳ねだした部分で外側がベゼルになっていて、バネの一部はケースの下に入り込み、ベゼルを押さえているように見えます。
バネが見えているということは、この状態で多角形のバネを差し込んでケースにベゼルを固定したのでしょう。
このままコジッていくとバネが曲がるか折れそうな予感がします。
このバネを取り出せないものか?
ピンセットで色々とつついてみたところ、結構硬いバネで簡単には取れなさそう。
端部をつまみ出せるといいのですがそうもいかない。
では、バネを内側に押し込んでベゼルを外せないかな?
バネの両端部に細いブラスチックを差し込みました。スーパーの刺身についている大根みたいなものです。
これを差し込めばバネの端部廻りはベゼルを押さえていない状態になってます。
ここで、ケースとベゼルの間にコジアケを突っ込んでみると、差し込んだブラスチックが、二つともどこかに飛んでいきました。
あ…しまった!
でも、それなりに効いていたようです。
ただしバネ全体を内側に押し込まないと外れそうにはなかったです。
うーん、難しいなコレ。
誰かやり方知りませんか~