snkd97’s blog(G/N design)

snkd97と仲間たち!続編です。G/Nブランドの確立を目論みますw解る人には解る。解らない人にはちっとも解らない。そんな世界です。

ヴィンテージな潜水艦時計の進化 その3

さて、その2でベゼルインサートのエイジングを行いましたので、その3ではサイクロップレンズの取り外しを行いましょう。

 

用意するものはこれ!


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ガラスを掴むもの(ペンチ)

コジアケ

木の治具

ガスコンロ(右の黒いもの)

 

ガスコンロでサファイアガラスを熱します。

確か前にサファイアの耐熱温度とガスコンロの炎の温度を調べて、「熱しすぎなければ大丈夫かな」みたいな結果を載せたと思います。(適当だな…)

 

なので、詳しくは面倒なのでハショリます。(オイッ)

と言いつつ見つけました。

https://snkd97.hatenablog.com/entry/2022/05/14/155622

 

 

まず、ガラスをペンチで挟んでガスコンロの炎で炙ります。

その後に木の治具の円形の彫り込み部分にガラス(サファイア)を置いてコジアケでサイクロップレンズを押すという手順です。

 

ガラスを熱するのは30秒くらい。

さて、行きますか!

 

(写真が撮れないので文字で再現w)

 

グォー(ガスコンロの音)

約30秒後、木の治具にガラス(サファイア)を置きます。

コジアケをサイクロップレンズに当てて、押してみます。

すると、コロンッと取れ…るはず…

が、取れませんw

 

気を取り直して、更に20秒ほど熱しましょう。

グォー(ガスコンロの音)

約10秒後に

コロンッ!

と音がしてサイクロップレンズが五徳の隙間に落ちました。

 

おいっ!予定と違う!


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とりあえず治具に置く。

 


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サイクロップレンズ発見。

 

ということで、治具とコジアケは不要でしたw

 


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分離されたガラスたち

10時の向きに接着剤の跡がありますね。

 


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前回同様アロンアルファ剥がしで拭き取ります。

おぉ簡単に落ちる!

 


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完成!

いや〜熱したら落ちるやん。

今度から炙るだけで行こうw

 

次は文字盤の脱色ですね。