SNZFの文字盤改造をして一週間。
使ってみて感想を記す。
まず、文字盤の見やすさは以前の真っ黒に比べてとても見やすい。
やっぱりインデックスはあった方がいいんだな~と実感。
革調の質感はもう少し反射がなくてもいいので、もうちょっと違う素材を考えてみてもいいかも。まぁ、もうすぐ黒革のベルトが届くんで、それとマッチするといいなぁ。
インデックスについては、溶剤の匂いと外の寒さから妥協した部分があり、少し後悔してます。
近々やり直すかな~
夜光をマジックで塗るより、一旦剥がして塗料をいれ、ヤスリで表面を整えたらもっとキレイな円形になると思う。
ただし、夜光の部分が凹んでる前提だが……
夜光の部分が凹んでないと塗装は無理。シート貼りにしないといけない。
ちなみに、夜光の部分は直径2mm。
文字盤の中心の穴も直径2mm。
2mmのポンチがあればバッチリです。
目指すは工業製品な仕上がりなんだけど、インデックスのみ手仕事感が……悔やまれます。
デザインとしては、外周のデュアルタイムのベゼル部分と、縁だけシルバーのインデックスがよいバランスでなかなか良い。
数字のフォントが細目なのがよい結果に繋がっている。写真はなぜか太めに写るんだよな~
ベゼルとチャプターリングと文字盤の3つの要素のそれぞれの白と黒の比率のバランスがよい。
ベゼル(中)→チャプターリング(白多め)→文字盤と針(黒多め)
というバランスがよい。
白多めの部分は面積が小さくて、黒多めの部分は面積が大きい。
各要素の白い部分の面積が近いんじゃないかな?
人間の目って、適当なようで実はとても精度が高い。バランスがよいと感じるときは無意識に何かの法則に則っていることが多い。
これは時計のデザインもおなじはず。
そのデザインをさらに突き詰めるにはその法則を見つけて精度を上げるのがよい。
というのが、デザインについて思うこと。
手仕事感は近々直して工業製品のようにしたいな。
有名な時計士の方が、
「神は細部に宿る」
とおっしゃってますし、ディテールというのは大事にしたいですね。