SNKE01とSNKD97のリューズ交換 その1
SNKD97のリューズを交換しましたので、色々と覚えておくことを書こうかと思います。
写真は交換前です。
中村時計材料店で購入したのは、このリューズ。本当はSNX997用に購入したけど、パイプ径が合わないためSNKDに取り付けました。
SNZF17のセイコー純正品に似てるのでよいかなーと思って購入しましたけど、外観はとてもソックリ。見分けがつきません。
リューズのパッキンが巻き芯の方にあるのが純正。リューズの中にあるのが、購入したものです。
正直防水性を疑っていたのですが、パッキンとケース側のパイプの接触具合は、購入したものの方が優れているかも。
理由はリューズを押し込んだ状態で回したときの抵抗感が、購入したものの方が大きい=パッキンとの接触面が大きいか圧縮力が大きい、と感じるから。
SNKEとSNKDのリューズを交換するときは、ケース側のパイプ2.5mmとしてリューズを選ぶとジャストフィットです。
リューズに巻き芯を刺して、ねじ込めるところまでねじこみ、そのままムーブメントに刺したところ。
コレくらいの隙間が空くので巻き芯を切ります。
切ってしまうとネジの部分が潰れてしまうこともあるので、少し長めに切って、ヤスリなんかで切断面を慣らした方がいいです。
長めに切ってヤスリで削って、リューズの一番奥までねじ込んでから、ムーブメントに刺して再度寸法を確認しましょう!
えい!と巻き芯を差し込み様子を見ると……
あぁ!しまった!
削りすぎた!
ベストな位置は、一番奥までねじ込んでから一回転戻したところが良さそうです……
あー、しまったなー
まぁ、ネジを接着剤で固定すれば一番奥まで入ってなくてもかまわないだろう!
と、O型気質が全開です。
さて、ここからが本番。
リューズの固定です。
今回用意した接着剤はこちら。
さて、接着剤はどれがいいんでしょうかね?
続く~
https://blogs.yahoo.co.jp/shuku1002/56697677.html