snkd97’s blog(G/N design)

snkd97と仲間たち!続編です。G/Nブランドの確立を目論みますw解る人には解る。解らない人にはちっとも解らない。そんな世界です。

SNX997のリューズ交換 その4

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さて、リューズが届きました。
注文した次の日に届くなんて、中村時計材料店さん凄すぎです。

今回はケース側のパイプの外径が2.0Φのものを注文し直しましたが、形も少し平べったくてギザギザが細かいものにしました。
なお、リューズの外径はSNKD97につけた5.5mmと比べて6mmと少しだけ大きなものにしました。
まぁ、0.5mmピッチでサイズがなかっただけですが……w

SNKD97のリューズ交換時にSNX997にもあてがってみたところ、ケースにリューズが埋まらないし、一番出っ張ってるところにつくので、出っ張り寸法を薄めにしておきました。



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選んだのはこのタイプです。
やはり純正に比べると格段に安い。
なおこのリューズ、パッキン付きですからね!
その値段も込みです。



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純正のものと並べてみると、その大きさは外径1.5倍ですが、ボリューム感はもっとあるように見えます。(数学的には奥行きも1.5倍あると1.5の三乗倍ですね!)

デザインは純正のものをオマージュして……

嘘です。たまたま似たものになりましたw


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あらかじめ用意しておいたステンレスの2.1Φのパイプに刺したところです。
0.1mmだけパイプがリューズの対応寸法よりも大きいものの、問題なく入りました。


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リューズが当たる部分にケース側の2.7Φのパイプがありますが、リューズに若干干渉しそうなので少し削りました。
このパイプをリューター用のドリル型のヤスリでゴリゴリと。
ケースの面とほぼ同面にしました。

あ、もちろん削るときはムーブメントを取り出しましたよ。ご心配なく。



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そこへ先程のステンレスのパイプを切って差し込みます。
長さの調整はリューズにパイプを刺してそのままケースへ取り付けて調整です。
長めに作って少しずつ削ります。

実はパイプカッターを持っていなかったのでニッパーで切ると変形し、外周に切り込みを入れて曲げながら切っても変形してしまい、きれいな円の断面で切るのは意外と難しかったです。

最後はしょーがないんで、ヤスリで削って切りました。

今回、削ってばっかりw


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内側はケース側のパイプと同じ位置で止めてます。
手作り感は全然ないので上々です。

パイプの固定にはロックタイトの「多用途」を使いました。ねじロックと違い、この接着剤はシリコンがベースのようなので止水性を考えるとこちらがよいと思います。


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さて、パイプがセッティング出来たところで、防水性を確認しましょうか!



続く
https://blogs.yahoo.co.jp/shuku1002/56698522.html