さて、リューズが届きました。
注文した次の日に届くなんて、中村時計材料店さん凄すぎです。
今回はケース側のパイプの外径が2.0Φのものを注文し直しましたが、形も少し平べったくてギザギザが細かいものにしました。
なお、リューズの外径はSNKD97につけた5.5mmと比べて6mmと少しだけ大きなものにしました。
まぁ、0.5mmピッチでサイズがなかっただけですが……w
SNKD97のリューズ交換時にSNX997にもあてがってみたところ、ケースにリューズが埋まらないし、一番出っ張ってるところにつくので、出っ張り寸法を薄めにしておきました。
選んだのはこのタイプです。
やはり純正に比べると格段に安い。
なおこのリューズ、パッキン付きですからね!
その値段も込みです。
純正のものと並べてみると、その大きさは外径1.5倍ですが、ボリューム感はもっとあるように見えます。(数学的には奥行きも1.5倍あると1.5の三乗倍ですね!)
デザインは純正のものをオマージュして……
嘘です。たまたま似たものになりましたw
あらかじめ用意しておいたステンレスの2.1Φのパイプに刺したところです。
0.1mmだけパイプがリューズの対応寸法よりも大きいものの、問題なく入りました。
リューズが当たる部分にケース側の2.7Φのパイプがありますが、リューズに若干干渉しそうなので少し削りました。
このパイプをリューター用のドリル型のヤスリでゴリゴリと。
ケースの面とほぼ同面にしました。
あ、もちろん削るときはムーブメントを取り出しましたよ。ご心配なく。
そこへ先程のステンレスのパイプを切って差し込みます。
長さの調整はリューズにパイプを刺してそのままケースへ取り付けて調整です。
長めに作って少しずつ削ります。
実はパイプカッターを持っていなかったのでニッパーで切ると変形し、外周に切り込みを入れて曲げながら切っても変形してしまい、きれいな円の断面で切るのは意外と難しかったです。
最後はしょーがないんで、ヤスリで削って切りました。
今回、削ってばっかりw
内側はケース側のパイプと同じ位置で止めてます。
手作り感は全然ないので上々です。
パイプの固定にはロックタイトの「多用途」を使いました。ねじロックと違い、この接着剤はシリコンがベースのようなので止水性を考えるとこちらがよいと思います。
さて、パイプがセッティング出来たところで、防水性を確認しましょうか!
続く
https://blogs.yahoo.co.jp/shuku1002/56698522.html