snkd97’s blog(G/N design)

snkd97と仲間たち!続編です。G/Nブランドの確立を目論みますw解る人には解る。解らない人にはちっとも解らない。そんな世界です。

SNK355のケース修正~MODの力~

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ずっとバラバラの状態のSNK355のケースがある。

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元々はこんな時計。
文字盤はSNKD97へ移植し、ムーブメントはSNKE01へ移植。
ケース以外なにも残っていない。
ケースについても正直、形状があまり好みでないのでどうしたものかな、と考えていた。
元々はサテン仕上げと鏡面の仕上げが施されていたっぽいけど、もはや全体がそのどちらでもないw

先日、SNX993のケースを削って形状修正をして少し自信がついたこともあり、SNK355のケースも形状修正することに挑戦した。

上手くいけば中に入れるムーブメントは、現在修理中のSNKD97のものを使おうかと思う。
合わせてベゼルもSNKD97のものを使いたい。

ベゼルを乗せるとこんな感じ。

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このラグのモコっとしたボリュームがイマイチだなぁ、と思い、ラグの形状を変えたい。

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例えばこんな感じ。
削りたい部分を黒い油性ペンで塗ったところ。
あ!これでもいいんでないかと……なんてことはないか!

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塗った部分と、ラグの形状を整えて大まかに削ったところ。

ラグの付け根はこんな感じで良さそうだけど、なんだかダイコン足というか、スリムさが足りないなぁ。

そこで、更なる加工を考える。

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ラグの先端を斜めに油性ペンで塗ったところ。
あ、なんかいい感じ!
ペンで塗ったこれでいいか!……とはいかないなw

で、削りまくること1時間。

いきなりですが、粗削りまで一気に進みますw

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ラグの形状がスッキリして、シャープになった!
微妙な凸凹やエッジを全て削り、サイドの鏡面と上面(正面)のヘアラインの二つの面にまとめ直した。
鏡面は単純な2次曲面だけど、ヘアライン面は曲がりくねった3次曲面として、ひとつの面として連続させた。


エッジも効いてて……効きすぎて手を切りましたw

綺麗に仕上げればいい感じになりそう。
よし!これは早めに実用化させよう!

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SNKE01と並べたところ。
うーん、ケースの立体感ではMODケースの圧勝だな!
……ラグ幅18だけど。

ここまでの大変身が出来るんだからMOD(モディファイ)ってスゴイ!

ps 記事を読み返してたら、このケースってナメクジにベゼルが乗っかってるみたいだな……

命名「ナメクジケース」!