ブラックボーイをレフティに改造するか試すために、逆さまにしてしばらく着けてみた。
そこで色々と気づいた。
大きかったのはリューズ。
もちろん、針を動かす為の回し方が逆になるんだけど、それはキングセイコー等の56ムーブメントと7sムーブメントで逆だったりするからいいとしよう。
問題はねじ込み式リューズだ。
そもそも、世の中のネジは締め込むときに時計回り、緩めるときに時計と逆まわりだ。
これって、右利きの人は気付かないけど左利きにはちょっと不利。
力のいる締め込むときに力が入りにくい。
同じことがねじ込み式リューズにも当てはまる。
バネで押されているリューズを押し込みながら時計回しにまわすという動きを左手でやると意外と難しい。
ねじ込み式リューズの時計を持ってる方は時計をひっくり返して持ってやってみてほしい。
慣れの問題ではなく明らかに力が入りにくい。
押すという力の入れ方に向いている親指がねじる方向に使えず、人差し指で押しながらねじることになり、結構大変。
やってみて、「あ、これはやめた方がいい」って直感的に思った。
そもそもリューズ回すときは時計を外すから、リューズは時計の右側にあって右手で回すべきだと考える。
ということで、ただ右手に着けるだけってのがいいかもしれない。
よって、レフティ改造計画は断念だw
写真のリューズを押し込みながら時計回りに回すことをイメージすると難しさがわかるでしょ!
これでいいか!
本当のレフティを作るなら、ネジの向きも逆回りにしないと使いにくい、ということで。