格安で手に入れた6458-6000の文字盤や針、ベゼルを綺麗にして使っていたが、ガラスは深い傷もあり、磨いても綺麗とは言いがたいものでした。
入手時の写真です。
とはいえ、一本クォーツがあるとなにかと便利なのでよく使ってました。
大きさも36mmくらいのベゼル外径で、小さく見映えはあまりしないものの、着けていて楽チンです。
デカ厚の機械式が流行った後には、チビ薄のクォーツが流行るかもしれませんw
それもヴィンテージのやつ。
ということで、出番も将来性?もある6458-6000ですが、ガラスが哀れなので交換しました。
現状の6458-6000とオークションで1400円くらいで買った風防です。
今回のは少し曲面のドームになったやつとしました。
直径28.2mmくらいだったのですが、世の中に「セイコーのボーイズサイズのダイバーズの風防」で直径28mmくらいと言うのがあれば、それです。(適当w)
責任はとれませんよ~
回転ベゼルを外すとインナーベゼルがあり、これでガラスが押さえられてます。
最近のガスケットで嵌め込んでるタイプより随分手が込んでる感じです。
横から見るとこんな感じ。
このインナーベゼルは横からこじ開けをいれると外れます。
さて、ベゼルを外すとゴムパッキンがガラスとケースの間にいます。
さらにガラスの下には薄いステンレスのリングがあり、特にパッキンとリングは向きが分かりにくいのですが、よく観察してガラスとの関係を把握しておきましょう。
コレ間違えるとインナーベゼルが閉まりませんw(私はわからなくなり、挫折しかかりましたw)
ゴムパッキンはガスケットではなくパッキンっぽい使い方と素材です。
柔らかく形状に再現性があるのであえてパッキンと書いてます。
今回の時計ではまだ柔らかく弾力があったので再利用します。
かなり複雑な断面形状なので汎用品では代用が利かなさそうです。それもあって再利用します。
交換前のガラスと新品のガラス。
左側が新品です。
ガラスの表裏両側にテーパーがついてます。特に表側はテーパーがついてないとインナーベゼルでガラスを押さえ込むときに当たります。
ガラスもベゼルインサートも新品になり生まれ変わった6458-6000
……のケース。
ムーブメント達が居ないのは、針のリファインをするために、はずしています。
針の塗装がいまいちだったのと、夜光の光が弱いので、再度塗装し直して、夜光を入れます。
この作業は別の機会でw
この6458-6000は、古いクォーツだけあって安く手にはいる可能性があります。
オークションでは電池切れか故障かわからない不動のものがたくさん出品されてます。
ちょっと賭けですよねぇー
私は2000円弱で手にいれました。
これに新品のベゼルインサート(900円)、新品のガラス(1400円)で、クオーツとはいえ、かなり作りのよい小さなダイバーズが手にはいるのでお薦めです。
綺麗に仕上がったらもっと出番が増えそうです。