前回の記事
https://blogs.yahoo.co.jp/shuku1002/56679578.html
ケースの形状は概ねイメージに近いものにできたので、鏡面にすべき部分をステンレス磨き用のクロスで磨きます。
鏡面にした方が面の違いが分かりやすくて、エッジの甘さが隠せますね!
ガスケットはケース側に嵌めて、ベゼルを上に置き、圧入機の上でケースを90度ずつ回転させて締め込んでいきます。
圧入機と言えど、微妙に斜めに圧入しているはずですから、ちょっと締めたらまわすようにしてまた締め込みます。
……が、どうしても斜めになり、ある程度締めたところで、パチンと外れてしまいます。
何度も繰り返しトライしているうちにガスケットに小さな傷というか変形が……
不味い。
このままでは1個700円のガスケットがパーになる!
何かやり方を変えて試そう……
ん~リスキーだけど、ダメ元でベゼル側にガスケットを嵌めて、締め込んでみよう。
と、いうことでこれまでやったことはなかったのですが、ベゼルの凸になっている部分の回りにガスケットを嵌めて圧入機へ。
またしてもクルクルと向きを変えながら圧入していくと、入った!
入りましたよ!
……(感無量)
たまたまかもしれませんが、ベゼル側にガスケットを付けて締め込んだら、一発で上手くいきました!
ガスケットがめくれて、変形して終わるかと思ってたのに……よかった!
なんとか無事に組上がりましたよ!
元のダルいエッジに比べると随分スッキリしました。
ラグの形も削ってスッキリさせたのが効いてるのかもしれません。
他の時計のケースも削りたくなってきました。(ムズムズします)
皆さん、ガスケットは凸側です!
気を付けましょう!(ホントかよ?)
でも、真似してガスケットをパーにしても責任とれませんからねー!