snkd97’s blog(G/N design)

snkd97と仲間たち!続編です。G/Nブランドの確立を目論みますw解る人には解る。解らない人にはちっとも解らない。そんな世界です。

今週の時計

今週はバタバタと北国に出張でした。


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飛行機の中から凄くきれいな写真が撮れましたw

 


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今回はヴィンテージ潜水艦です。ポレックスですw

ビンテージじゃありません。ヴィンテージです。(うるさい)

 


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帰りにエスコンフィールドに寄ってきました。

試合は14時からでしたが、13時には空港に向かいました(おい!)

 

なかなかおもしろい建物でしたよ。

フリーバッティングしてるのを初めて見たんですけど、ホームラン連発してる選手がいて凄いなぁーと思いました。誰かわかりませんでしたけどw

 

屋根が開いた状態でしたけど、動いてるのが見たかったな…30分くらいかかるらしいです。

確か福岡ドームは開くのに一回200万円かかるとか聞いたことがあります。

 


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あの屋根がゴロゴロ閉まるんですね。スゲー

 

グラウンドは天然芝を売りにしてるんですけど、屋上テラスは…人工芝!

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ここも天然芝にしてほしかったけど、冬は雪で駄目になるんでしょうねぇ。

 

ということで、1週間お疲れ様でした。

あ、自分に向かって言ってますよ!

3Dケースのモデリング(神様のルール編)

さて、最近は前回記事で書いた3Dプリンターについて、どういうモノを買おうか研究しています。

 

大きくはレジンを紫外線で硬化する光学造形方式というようなモノと熱でフィラメントを溶かしてプリントする熱溶解積層方式というモノに分かれるようです。

 

それぞれのメリットとデメリットは色々なサイトに載っているので割愛しますが、時計のケースや部品を作るとしたら、どちらがいいかと考え中です。

一方、匂いとかコストも気になるところで、本当は光学造形方式の方が細かいところまで作り込めるようですが、匂いの問題もあり熱溶解積層方式にした方が良いのかな…と弱気にもなってます。

 

いや、家の中でやるんで、家族からのクレームが出たらどうにもならないしな…

 

ということで、熱溶解積層方式になるかな~

 

で、肝心の3Dデータは、ベクターワークスでも作れるみたいなので、だったら簡単に作業できます。

このCADは大学のときから使ってたものなので目を瞑っていても描けます。

…ぃゃ、嘘です。目は開いてないと描けませんけどw

 

柔らかい膨らみなんかはライノセラスというCADで描くとか、グラスホッパーと連動させるとかできるので、そちらも使うことになりますが、とりあえず3Dデータは作れそうです。

 

データやCADの話は以上としますが、肝心なのはモデルのデータですね。

王様潜水艦時計のケースをマジマジと眺めていたところ、意外と幾何学的なルールで構成されているように思えましたので、簡単にルールを設定しながら書いてみました。

ケースを見てると色々な補助線が勝手に見えてくるのは職業病なのか、超能力なのかw


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まず、直径38ミリの円を描きます。

38ミリは仮設定です。何ミリでもいいです。

その円に15度刻みで放射状に線を描きました。

24本の線になりますから、時計とは親和性のある数ですね。

いわゆるインデックスがある12時間の目盛りの間に30分の目盛りが入っていることになります。

ここから先は何時の線って呼びますね。

 


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これらの線の中で、2時半の線、3時半の線、8時半の線、9時半の線と円に接する線を引きます。

要はこれら4本の線に直角に交わる線ですね。

 

それが1時、5時、7時、11時の線と交わる点を出します。


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その点から12時半、5時半、6時半、11時半の線と直交する線を引きます。


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その線の中点(黄色の点)をつなぐ線を描くとラグっぽいラインになります。

ちなみにラグ幅は20.15ミリになります。(円形が直径38ミリの場合)

ラグ幅を調整したい時はこの線を横にずらせばいいんです。とりあえず線分の「中点」にしておきます。

 

ここまで描いたら、ラグの形状が見えてきますのでケースサイドの形を取り出します。


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とりあえず適当に奥行きを設定しておきましょう。f:id:snkd97:20240624012359j:image

こんな感じのモデルになります。

 

次は横からみたラインを描きます。


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先程のラグの形状のモデルを横から見たものに、線を書き足しました。

 



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7時半と10時半のラインから横に補助線を引きます。

 

その補助線上に中心を持ち、ケースの下端に円が接するように最初に書いた38ミリ円の倍の直径の76ミリの円を描きます。

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また、7時半と10時半の線に中心を置いたラグの先までを半径としたと円も描きます。大体10ミリちょっとの半径になります。

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これらの点を繋ぐと、なんとなくケースサイドのボリュームが見えますね。

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奥行き寸法を設定すると
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こんな形になります。

 

先程の正面から見たボリュームと、この2つのボリュームの重なる部分だけを抽出すると、ラグの部分ができるので、円形のケースを組み合わせます。


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ケースの本体部分を組み合わせると、こんな感じ。

ムーブや風防を嵌めるための溝や裏蓋は今後作り込みます。

 


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別アングルからみた形状です。

ざっとですが、イメージは合ってます。

 

意外に思ったのはこのケースの立体的な形、最初の円を描いてしまえば、上記のルールで作図すると機械的に決まってくるんですよね。

私が勝手に設定する寸法が割り込む余地はありませんでした。

 

真ん中の円柱の高さだけ任意に決めましたが、これは細かい作り込みで変わるので暫定です。

ベゼルの形やデザインでも変わるでしょうし。

早く3Dプリンターで確認してみたいですが、しばらくはリューズの穴や裏蓋の納まり、風防の付け方をCAD上で考えておきましょう。

 

ということで、ケースのモデリングを忘れないための私の備忘録ですw

見た目がスッキリしていて整然と構成されているデザインって、こういう人が任意に設定していないルールに則っていて、それを人間の目は無意識に拾い上げて評価してるんだというのが私の持論です。(いや、デザインの常識?)

人の手が入り込んでない神様の決めたルール(幾何学形の作図)は美しいんですw

紺サブの日

今日は紺サブこと、紺色サブマリーナっぽい時計です。

あくまで「っぽい」というものです。


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文字盤はサンレイで光ります。

 


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土曜日に日焼けしたため、金属ブレスだと手の甲の日焼け部分にあたって痛いので、ベルト系の時計を付けようかと思ったのですが、汗が染み込むのも嫌だな…と思ったときに、シリコンバンドですw

 


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おかげさまで手が痛くなくて助かりました。

この紺サブは、ちょっと緑っぽいんですよ。

なんでこんな色の文字盤作ったのかは謎ですよねー

セラミックのベゼルインサートもちょっと緑っぽい。

でも、シリコンバンドはきれいな紺色なんですよ。

ちょっと緑になんないかなぁ…

 

ということで、久々の出番の紺サブでした。夏は出番が増えるかも?

3Dプリンター

先日、会社の後輩と打ち合わせの帰りに話をしていたときのこと。

3Dプリンターで色々作ってるんですよ!」

とのことで、いろいろな作品を見せてもらったんです。

なるほど、結構細かいものが作れるんだ、と思い、作品の詳細は省きますが、どんな機械で作ったのか聞いてみると…

「3万円くらいの3Dプリンターですよ」

とのことでした。

え!

3万円くらいなの!と驚きとともに、これは使えるぞと思いました。


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こういうやつです。

作るためのデータは3DのCADデータをスライサーと言われるソフトで変換して使うらしい。

 

3DのCADデータは仕事で使ってますし、スライサーはフリーソフトもあるらしい。

わからないところは後輩に聞けば教えてもらえるんじゃないだろうか。最悪やってもらえばいいんじゃないかw(おい!)

 

3Dプリンターで何作るんだ?って?

 

フフフ…愚問ですよ。

・文字盤

これまで色々な文字盤を作ってきていつも感じていました。

文字盤作成で大きいのは、秒目盛りを凹ませておいて塗料を流し込めるんじゃないかと思いますし、表面のテクスチャーも作れますよ。

インデックスは穴を開けておいて付けることもできますし!

 

・チャプターリング

これも作りたいですね!

オリジナルも大体のものはプラスチック製ですから再現度が高いと思います。秒目盛りはやはり凹ませて塗料流し込みかな?

 

・ケース

これはGトナで苦労したパテ盛りを最初からケースごと作ってしまおうというのです。Gショックの中身をポンッと入れれば完成!みたいなケースが作れるのではないでしょうか?

裏蓋とパッキンも一緒に移植すればいいかと思います。

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写真はカーボンのケースですが、こういう模様も出せないかな、と思いますけどどうなんですかね?

 

 

 

・ベゼルインサート

ベゼルインサートも作れますね。

メタルっぽい材質も作れるので、色々作れそうです。

凹みをつけておいて塗料を流しんだりして、乾いた後に磨くことも考えられますね。

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こういう模様も付けられると思います。

 

ということで、いろいろ作れそうなので、お小遣いをためて買おうかと思います。

その間に3Dのモデリングを行っておこうかな、と。

 

ということで、楽しみになってきました!

革の…

今回は年に数回のみ記事になる革の小物製作の紹介です。

なぜこのブログで取り上げるか…

 

革のベルトを作る技術はレザークラフトスキルアップに繋がるという話は表向きで、本音はレザークラフト仲間が欲しいからですw

 

まぁ、レザーも偏ったものしか作りませんけど。

 


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さて、これは何でしょう?

 


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財布かな?と思った人!

 

えぇ、財布ですよ(オチは?)

 


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開くとこんなの。

L型のがま口を使ってますが、あまり開かない…

 


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小銭入れもついてます。

 

何故こんな財布を作ったかというと、今使ってる財布がだいぶんボロくなってきたからです。15年以上使ってます。

そんなこんなで、新しい財布はどうしようかと考えてました。

 

ポイントとしては、カードがポロリと落ちない構成、カードがたくさん入ること、分厚くならないことです。

長財布はカードが落ちそうで怖くて、折りたたみ式は分厚くなるんですよね。

 

で、がま口の財布を作ってみました。

カードは25枚入るようになっていて、小銭も結構入りす。

 

 

…しかし!

25枚入ると、がま口がしまりません。

15枚がいいとこです。

 

…しかも!

小銭を沢山入れると、またしても閉まりません。

 

完全なる設計ミス!

いや、コンセプト倒れ?

 


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ちょっと薄く作りすぎましたw

 




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ま、革なんで馴染めばもっと入るでしょう。
伸び代のある(革だけに)財布ですね!

 

ちなみに最近はスマフォ決済が多いので財布は小さめが主流になってるそうな。

なんて時代にそぐわないモノを作ったんでしょう。でも、オンライン決済は嫌いなんで銀行からお金おろして現金払いしてますから、使う人間も時代にそぐわないので、問題ないですw

 

合成革と違ってボロくなっても縫い直せばまた使えますし、革が擦れても味が出てくるんですよ。そういう点では育てる感じが強いところがいいと思ってます。

 

レザークラフトは時計好きな人にはオススメですよ。

 

今日の時計。(キングセイコー)


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今日は久々のキングセイコー

5626-7041です。

私の生まれた年の生まれた月の製造です。

セイコーは製造月までシリアルナンバーでわかるところが良いですよね!

 

あ、カレンダーは合わせていませんw

面倒臭かったので。

 


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風防はサファイアガラスに交換しており、シングルドームにしたので斜めからみると映像がグニャグニャで良い感じです。

 

この時計は特別な日に着けようと思ってますが、特に今日は特別な日ではありません。

そんなに特別な日ってないですもんね。

 

かなり綺麗な個体なので古さが分からない分、「ありきたりな時計」に見えてしまうかもしれませんが、よく見ると良く出来てるんですよねー

 

まぁ、ぱっと見はホームセンターで1000円で売ってるクォーツ時計の白文字盤に見えなくもないw

 

ということで革のバンドに変えようかなと思案中です。

お店探訪

昔に良くやってたシリーズ。

DLWや色々な有名パーツ店にGoogleマップで探訪するという…

オランダやロシアもあれば、中国は各地を訪れました。(いや、訪れてはいない)

 

そんなこんなで、シルバーウェーブZの風防にサファイアガラスを頼んで早一ヶ月。

なかなか届かないので、せっかちな私は既に返金の手続きに入ってましたよ。

 

そんな本日、フラッと届きました。


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あからさまに中華製。

まぁ、いいんですけど、気になったのはこの表示。


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パッケージに送り元が表記されず、返品先のみ記載があります。

あれ?これどこだ?

アフリカ?

 

とりあえず住所を打ち込みます。

 



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あ、ここか。

…ってどこやねん!

ストリートビューはありません。

 



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マラボという港町。

あぁ、マラボか。

…ってどこやねん。(もうええって)

 


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大陸かと思ったら島やんか!

全くどこなんだか…

 


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やっぱアフリカ!

赤道直下のギニアですやん。

ストビュー見れたら良かったのに…

 

住所と同じところにレストランがあってそこの写真が見れましたよ。


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あ~黒人のマフィアが、部屋の中やのにサングラスしてパマナ帽子を被りながら葉巻吸ってビリヤードしてるような店や。

これは危ない。(勝手な妄想。しかも法に触れてない。)

 

こんなとこに返品したら、何かの犯罪に巻き込まれること150%やな。(微妙なパーセンテージ…)

 

では、1枚めくってみましょう!

海外からの包みには、伝票が重ねて貼ってあることが多いんですよ。

 

1枚めくると…

私の名前と住所と電話番号がしっかりと記載されています。

宛先に間違いがないのは結構なことなんですけど、パマナ帽子を被ったマフィアに知れてると思うと、なんか心配になりますw

 

更にもう一枚めくると、中国語の伝票が!

どうやら深圳からの発送のようです。


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ここから。

松◯ってなんて読むのか?

どうやらショウコウと読むらしい。

山の下に岡と書くんですけど、略字だと凶をひっくり返したような文字なんですね。

 

ここもストビューがない。

社会主義国はこれだから…

近くのポイントだけストビューが何故か見れました。


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ウォッと!

よくある中華風景ですなぁ。

深圳も貧富の差が結構あるみたいですねぇ。


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まあまあ深圳の中心の方なのかな?

 

ということでお店の面構えまでは見れませんでした。

やはり中国大陸から送られてきたっぽいですけど、品質は昔に比べたらすごく良くなってると思います。ものによりますけど。

 

また、何か送られてきたら発送元を訪ねたいと思います。

 

アディダス!(アディオスの間違い…オヤジギャクにもなってない…)

SNKD97の針交換


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先日、革ベルトを調達(作成)したSNKD97ですが、針に主張が足りないと感じてましたw

 

ノーロゴの文字盤だけに、少しもの足りないというか、個性が欲しいというか、MODS魂が疼くと言いますか…

 

そんなこんな(?)で、針を交換しようかと思い、手持ちの針を物色してたところ、このスノーフレークの針に眼が止まりました。


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あっさり文字盤にスノーフレーク針…うん、北欧系っぽくて良いかもしれない。何をどう考えてか分かりませんが、「北欧系」で決まりです。

 


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早速ペンシルハンドにお別れです。

この写真、言いたいことは2つあります。

①文字盤保護の道具はプラ板切ればこんなものでも十分代用できます。むしろ色々な形状が作れるので便利です。

②針を外すとき、どこかに飛んでいく可能性もあったり、自分の目に刺さったら怖いので、針の上にマスキングテープを軽く置いておくと良いです。

 


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はいっ!

作業完了です。

昔はこんな作業だけでおっかなびっくりでしたが、今は五分くらいの作業です。慣れって凄い…

 


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今回使った道具たちです。

小さいハンマーはブレスのピンを外すためのものですが、秒針を嵌めるときに、爪楊枝を針に当てて上から軽くコンコン叩いて使ってます。非常に便利です。

 


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長めのベルトなので、家の犬の長さと比べてみました。長いのがわかります(わかんねーよ)。

 


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北欧系かはわかりませんが、良くなりましたね!(多分w)

 

で、なんか既視感あるよな、と思ったらブラックベイにそっくりですねーw


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ルミナスポイントは魚の目 その4

先日、ベゼルの色を抜いたインサートの続報です。


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表面にハイターの成分が残っていたのか若干退色が進みました。

ハイターを洗い流すのに指でこすったり流水で濯ぐと塗装が剥がれるので、そっと水につけて洗います。いや、水に漬け直しただけと言った方が正確ですね。

 

ハイターを洗い流して乾かした後にクリアを吹いてます。そうすることで経年で退色した感が増します。表面に艶がないと最近削れて薄くなった、という印象に見えるのではないかな?と。

あと、塗装が脆くなっているのでその保護も兼ねてクリアを吹いてます。つや消しのクリアを塗ろうと思ってて手持ちがなかったので艶有りを吹いたのですが意外といい!

 

そういう事もあって、いい感じに力が抜けたくたびれ感だと思いますw

 

その分ルミナスポイントの出来に不満が残ります。

 

ベゼルの退色具合がなかなか良いので、追加で制作して販売するのもいいかもしれません。

 

仕入れ値は500円。

ベゼルの色抜きと透明感のあるルミナスポイントがついて、4000円くらいで売れるといいかな?

 

え?ボッタクリ?

いやいや、難しいんですよ、色々と。


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いい感じの本物のヴィンテージは10万超えますがな。

 

この退色できたインサートを追加で購入するのはいいものの、退色しなかった大量のベゼルをどうするかの方が問題w

革ベルトの制作


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今日の主役はベルトの方です。ラグ幅20ミリの茶色の革で作りました。

使い込むともっと濃い茶色になるはずです。

ポイントは長さです。

6時側のベルトを長くして、ピンと立つようにしてます。普通はこうならないです。

 


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尾錠側も少し長めです。

手首って意外に四角いので、ベルトが折れる位置に尾錠(正確に言うとベルトの穴)をつけています。

こうすることで手首にフィットするのでつけ心地がいいんです。

 

市販のベルトはどうもしっくりこず、自分の好みで突き詰めていくとこうなりました。

先っちょのピンと立ち上がる向きは完全なる好みの問題ですけどね!


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ルミナスポイントは魚の目 その3

ベゼルの色は塗装が剥がれかけって感じで、良く言えば「風合いがある」、悪く言えば「ボロい」、そんな感じですw

 

でも、今回は色が紫っぽくなったのが大きな成果です。


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まぁ、微妙な色合いの変化ですけどね。

 

さて、ルミナスポイントですが、


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爪楊枝の先に接着剤を付けて、怪しい粉を絡め取ります。

 


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粉を絡めた爪楊枝の際にウレタンクリアを塗ったのが上の方です。結果から書くと、「透明感はあるけど、気泡が入ってしまいだめでした」というもので、これまで作ってたように接着剤で固めて形を整えたのか下の方です。(ウレタンクリアの方は形を整えていません)

 

気泡のはいったものは使えなさそうなので、とりあえずいつも通りになってしまいました。


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こんな感じ。焼き魚の目みたいではないですが透明感もない。

とりあえず使ってみましょう!

ルミナスポイントは魚の目 その2


週末になりましたので頑張ってベゼルインサートを作りましょう!

 

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これは夜光を外したところです。意外と外すのが大変でした。


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これをハイターを薄めた液にドボンと。

 

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しばらくすると気泡が出てきます。

うーん、そろそろか?


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結局こんな感じ。退色せずに塗装が剥がれ始めたくらいです。

やはりこれまでと似た剥がれ方です。

ちょっと残念な結果です。

ハイター漬けのやり方が不味かったかなー

 

さて、気を取り直してルミナスポイントの方を進めます。
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夜光になる材料を作ります。

まずは白い粉(夜光な。)を小袋に分けます。

この作業でできた粉入りの小さなビニールは犯罪の香りがプンプンしますw

 

更に黄色とオレンジの色鉛筆の芯を少し削って粉状にします。黄色だけでなくオレンジを混ぜるのがポイントです。


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先程の(末端価格が10円程度の)白い粉に混ぜます。こんな感じ。

 


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色的には文字盤の夜光と似てます。わかりにくいですけどw

 

いよいよ次は完成かな?

 

ルミナスポイントは魚の目



以前にドSケースの潜水艦時計のベゼルをゴーストから普通のものに戻した事を書きましたが、ベゼルインサートについてはまだまだ納得いってません。

(過去の記事を読まないと本当に何のことか解らない文章で恐縮ですw)

 

目指すベゼルインサートってこんな感じです。


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ベゼルの退色具合といい、ルミナスポイントの透明感といい、これって簡単なようで非常に手に入らないものなんですよねー

 

もちろん、高いお金を払って買おうなんて考えていません。作るんです。

作るんです!

 

これまでのも大分試行錯誤してきました。

外径37.5ミリのベゼルインサートは出回ってる数も少なく手に入る製品は限られていました。

 

よく売ってるものはアルミの小口や裏面がシルバーのものになります。


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わかるでしょうか。

表面側だけに色が載っていて、小口(切断面)と裏面はシルバーなんです。

この製品は色々な薬品を試しましたが上手く退色しないんですよ。

一気に塗装が膜状に剥がれてしまいます。

ルミナスポイントも酷いです。焼き魚の目のようです。真っ白で透明感がないんです。ちなみに全然光りませんw

 

ルミナスポイントはどうにかなるとしてもこの塗装は退色の見込みがないので、違う製品を買ってみました。


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裏面も小口も塗装が載っています。

こちらを退色させてみたいと思います。

 

ちなみにルミナスポイントは


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焼き魚の目ですw

 

目指すルミナスポイントは、


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こういう色合いで


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新鮮な魚のような透明感ですね。

 

以前は接着剤を盛って作ってたのですが、乾燥時に収縮して真ん中が陥没するので、補修してもきれいな球面にならなかったんです。

今回はウレタンクリアを盛ってみようと思います。

爪楊枝の先端に接着剤をつけて、黄色の色鉛筆の芯を細かく砕いたものと夜光を混ぜて調合したものを絡め取り、その上にウレタンクリアを盛っていって、切断して削ってから台座に嵌めれればいいかと思います。

 

小さな部品の細かい所ですが、こういった拘りは必要かと思います。

まあ、誰も気にしませんし、よく見ないとわからないw

週末くらいに作業できるといいんですけど、最近何かと忙しいんでどうなることやら。

 

 

 

シルバーウェーブZの整備 その9 番外編?

無事に整備が終わったシルバーウェーブZなんですけど…


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いくつか問題点がありますw

 

まず、風防ですがミネラルガラスのドーム型を入れてます。

しかし、よーく見ると9時辺りにヒビが入ってました。

おそらくガスケットで無理やり嵌めようとしたときの影響です。これは要交換です。

そこで…


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こんなものを発注済みです。

そろそろ届くと思うんだけど。

いっそサファイアガラスにしてしまおうかと。

 


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おそらくテーパーが取ってあるので上手くハマると思います。…多分。

 

これが届き次第、交換かな、と。

 

もう一つはベルトです。


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黒革って、ゴムにも見えてしまい、高級感があまりないんですよ。

いっそステッチ入れようかな、と考えてます。

しかし、この革は裏面がベージュなんで縫ってるとベージュの繊維が出てきそう。

そうしたら黒く塗ればいいんだけど糸にも色がつきそうなので、黒糸しか駄目かなー。

あまり見栄えは変わらないかもしれないけど黒糸で縫うか茶色のベルトにするか、はたまた金属ベルトを探すか…

 

ブレスについてはラグが短いので、かなり選択肢が少ないのと、加工が大変そうなので悩み中です。

 

それにしても、本日1日使いましたが、日差が0秒って楽ですね。ヤバい癖になりそうw

 

ところで、ドナーと交換した動かないムーブはとうしたかというと、近日オーバーホールしようと思って元通りに組み立てました。


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こんな感じです。

 

部品を入れていた容器も空になって完成!

 

…!


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ん?

 


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うおっと!

なんか残ってる!

なんだこりゃ?

 


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どうやらこの歯車のようです。

外れてるの気づかなかった…

 

無事に元通りに組み立ててお蔵入りですw

物理的に何処かが固着してるこのムーブメント。

何処を清掃すれば動くのかな?

 


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こっちのコイルがある側か?

こっちを表って言うんだっけ?


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もしくは文字盤側のこっちか?

 

個人的には表側のクォーツ本体周りかなぁと思う。

表側から分解洗浄してオイルを塗って組み立て直してみるか。

さて、クォーツは直るのか?

シルバーウェーブZの整備 その8

GWのスキマ時間でどうにか整備に手がつきました!

まずはドナーとムーブメントの入れ替えから。

 

おさらいですがコイツがドナー。

7546-7010です。


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問題はカレンダーの色とリューズの位置。

つまりカレンダーの入れ替えで解決できるはず。


まず、ドナーのケースですが、裏蓋には一箇所の切り込みしかありません。
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切り込みにドライバーを当てて、小さいハンマーでコツコツと叩いていると突然パカッと外れましたw

 


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平成28年に整備されてます。

え?何年前?8年前か。その後電池変えたんかな?

 


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シルバーウェーブZのムーブメントと見比べます。

うん、同じ同じ。7546Aです。

 


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サクサクバラします。曜日のカレンダー外して、その下にある日付のカレンダーを外すためにの受けを外しました。

バネに気をつけながら日付カレンダーを外します。

 


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黒いカレンダーをはめます。


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受けを留めて曜日のカレンダーを嵌めます。

 


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曜日のカレンダーを制御するバネは内側の4つの隙間に細いドライバーを突っ込んで、時計の反対周りに回していくと、バネを押し広げて、上手くハマります。

 


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カレンダーの上から赤い矢印の向きにドライバーを突っ込んで回すんです。

 

上手くカレンダーがハマったらCリングを嵌めるのですが、嵌める時は上から押し込めば嵌まるので、飛んでいく心配はありません。

 


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文字盤付けて、針付けて…

 


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ベルトは黒い革です。

この時計、やっぱりカッコイイ…

45年も前の時計なのに。

大きさも薄さもいいんだよなー!