snkd97’s blog(G/N design)

snkd97と仲間たち!続編です。G/Nブランドの確立を目論みますw解る人には解る。解らない人にはちっとも解らない。そんな世界です。

ムーブメントスワップ極意 その1


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昨日からDG3804を入れるのを諦めて7S26を入れた潜水艦を着けてます。

 

ムーブメントの固定にはプラ板を加工して作成したカラーを用いていたのですが、あまり上手くいかず昨日再加工したところです。

 

というのも、このケース小振りなのはいいのですが、7sムーブメントの樹脂カラー(アタッチメント?)が入らないんです。

内径29ミリくらいです。

樹脂カラーは外径29.5ミリなので、カラーを外していた状態でケースにいれてました。

 

文字盤の干支足も位置が合わないので折り取っているため、文字盤とムーブメントとケースがグラグラな状態なわけで、プラ板だけだとどうしても不安定でした。

 

具体的には、リューズを引くと微妙に文字盤が3時側に動く、リューズを押すと9時側にずれる。

ずれるんで、カチッとしたフィーリングがない。グニャッとした感触な上、リューズが押し込みきれなかったりと、使い心地もイマイチでした。

 

ムーブメントスワップするときは、少なくとも文字盤とムーブメントは干支足でしっかり繋がっていないと、不具合が出やすいですね。

不具合の一つとして、ネジ込み式リューズの場合、巻芯のバネを押し込む力が文字盤と針の受けとの間に発生し、針が止まってしまうことがあります。

この場合は、バネがあまり効きすぎないように巻芯の長さをギリギリに詰める必要があります。

すると、ムーブメントの固定がぐにゃぐにゃだと、リューズが押し込みきれないとか別の不具合が…

 

ということで、ムーブメントはキッチリ固定が原則です。(当たり前?)

 

改善策を色々考えた結果、元々ムーブメントについていた樹脂カラーの外側をヤスリで削り少し小さくしてケースに入れました。

まぁ、力技ですね。

 

その結果、ムーブメントがカチッと固定されてリューズの操作も快適です。

 

そのうち精度のいい樹脂カラーを自作したいな、と思います。


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