GWの貴重な作業時間が、魔チックに吸い取られる~
と、思いながら作業続行です。
先ずは大問題の巻き芯から。
巻き芯は元のモノを使っているので長くなりません。しかし延長して長さを1㎜伸ばさないといけません。
巻き芯の延長用のロッドは7㎜くらいあります。
これをどんなに削っても2.5㎜くらいまでしか短くなりません。ここで、1.5㎜オーバー。
限界まで削ったロッドを作成し、ねじ込みリューズの巻き芯の受けを限界まで削ります。
1㎜くらい短くするのが限界。ここまでで、0.5㎜オーバー。
次にリューズの種類を6㎜から5.3㎜に変更します。これだけで巻き芯を受ける部分の長さが0.5㎜くらい短くなります。
ここまでやると、
2.5㎜-1㎜-0.5㎜=1㎜
となり、目標達成です。
こんな感じです。
左から元の巻き芯、削りに削った延長ロッド、巻き芯の受けを削ったリューズです。
リューズをねじ込むときに巻き芯のロッドが、リューズに飲み込まれるので、延長ロッドは軸の細いタイプを使いました。
加工は細かくて結構大変でした…
繋ぎ合わせた巻き芯です。
ロックタイトで固定してます。
ジャーン!風防はこれから交換ですが何とか形になりました。
実は裏の蓋を閉めるのに5時間くらいかかりました。
なぜ閉まらないか?
黒錆びコーティングの厚みなんて関係ないはずだと思いながら、綺麗に取り除いたところ、ねじ込み式リューズのチューブを取り付けるためにタップを切ったところが少し裏ぶた側に膨らんでいるのを発見!
真鍮って相当柔らかいんですね…
裏ぶたを受ける面が一部膨らんでいて、裏ぶたが閉まらないことがわかりました。
ヤスリで、膨らんでる部分をごりごり削り、裏ぶたを閉めるまで悪戦苦闘してました。
とまぁ、そんなこんなで(どんな?)なんとかまとまりました。
裏ぶたを閉めるのにガシャガシャとケースを扱ったので少し黒錆びコーティングが剥がれたところがあります。
もう一回裏ぶたを開ける気力はないので、パティーナを少し塗っておきますw
後で綺麗に拭き取りましょう。
さて、後は風防とベルトですね!