とりあえず5盾マークは付けたままにしていたSNX997。
他のセイコー5に先立ち試してみたいことがあったので、5盾マーク外しと合わせてやってみました。
まずはムーブメントを取り出して針を外します。
引っ張っても外れません……
針に傷がつきそうなのでビニールを被せて引っ張ってみましょう!
……ぐぐぐ、固い、固い……
あ、取れた!
という具合に力を入れてビニールの上から針を引っ張って外しました。
あまりに力を入れてたので、針を掴んでる部分は勢いよく上に持ち上がり、ビニールは文字盤の上のまま。
文字盤を触らないようにビニールの上から文字盤を押さえていたんですよね……
針が……針が……
曲がった……
秒針だけ先に抜いていたのがまだよかったけど……
ビニールを被せて指先で復旧します。
なんとか大体直せました……
あまり深追いして金属疲労でポロリするのは勘弁してほしいので、この辺で手を打ちます。
さて、文字盤が外れました!
ここからが本番です!
(針外しで大分神経をすり減らしましたが)
5盾マークを固定している足を文字盤の裏側からグリグリとします。
精密ドリル(100均のやつ)で裏の足の穴をグリグリすると5盾マークが浮き上がってきてポロっと取れます。
さて、今回は文字盤の表面はどうなっているか……
……ぁぁ、穴の回りが接着剤のあとで汚い……
(写真なくてすいません)
これまでいくつか5盾マークを外しましたが、黒文字盤は結構な確率で接着剤のあとが目立ちます。
白文字盤とかシルバー文字盤は全然気にならなかったのですが……
爪楊枝の先で少しつついてみますが、綺麗に取れる感触はありません。
仕方ない……アレを貼るか……
ジャーン!
KSです!
そう、あのセイコーの名機キングセイコーです!
まぁ、そのオマージュということで。
何ゆえKSかというと、余った「SEIKO」のアプライドを使おうというエコロジカルな発想なんですよね……
SEIKOの5文字を使った組み合わせは色々とあると思うんですが今回はKSです。
これをオマージュというのか……
そういえば、このSNX997は風防ガラスがKS純正なんですよね!
……それだけですけどw
まあ、他にいい案が見つからなかったんですw
さて、気を取り直していきましょう!
SEIKOのSとKを切り出して、文字盤に並べてみました。
この時、文字盤の接着剤とか穴が見えなくなるようにレイアウトします。
上にあるアプライドのEとKの辺りの下に2つの穴があるんです。
レイアウトできたら、セロハンテープを細く切って文字を拾い上げ、裏返して接着剤をつけます。ホンのちょっとだけです。
狙いを定めて、そのままセロハンテープごと文字盤に載せてKとSを軽く押さえて、接着剤が乾くのを待ってセロハンテープをそーっと剥がします。
おぉ、なかなかいい!
針をつけて、ムーブメントを入れて……
出来ました!!!
キングセイコー オマージュ(風防) 5です!
どう解釈するかは皆さんにお任せです!(投げやり)
アプライドの切り出しはかなり細かい作業なのでやるなら覚悟しましょう!
セロハンテープに貼りつけて切って後で剥がせば、切ったときに飛んでいって無くなることはないですよ。
Kは簡単ですが、Sは裏に足があるので、それを削り取るのが難しいです。
SEIKOのSの右下、Oの左下に文字盤に固定する足がついてます。
ビミョーにKが傾いて見えますが目の錯覚です。私も傾いて見えますが、目の錯覚だと自分に言い聞かせてますw
錯覚ですよね?ね?ね?
さて、EIOが余ってますので、欲しい人は早い者勝ちですw