巻き真の延長用パーツが届くまで特に進展はないんだけど、このアンドロスについて少し。
タイメックスのクォーツの時計で、Jcrewデザインのものである。
すでに新品は売っていない。
名前になってるアンドロスはエーゲ海の島の名前で、アンドロス バリアリーフと呼ばれる美しいサンゴ礁のあるダイビングスポットだ。
この時計は黒色バージョンもあるが、どう見てもこの「green lum」と呼ばれる紺色がカッコいい。
lumとは、光の投じられた、という意味らしい。
グリーンというだけあって、光が当たると青緑色に見える。
うーん、綺麗な色だ……
きっと、こんなイメージにちがいない。
と、ここまでは誉めているんだけど、実際に手に取ってみると、ケースの形状がかなりイケてない。
特にひどく見えるのがこのアングル。
寸胴鍋のようなケース形状はどうにかしないと。
寸胴のケースデザインもアリだとは思うんですが、この時計のように傾斜のついたベゼルには合わない。
寸胴ならベゼルはフラットだろ!って思うんですけど……
ラグの付け根やリューズガードのラインも美しくない。
微妙な曲線を使ってるのに、クキッと折れてるラインが残ってる。見せたくないラインが見えてる感がブンブンする。
ラグの先端もイマイチナ感じ。
ここも微妙な曲線が流れてない。
総じて、なんと言えばいいか悩むんだけど、一言で言えば「安易」な形なんだよな~
実際に作って手に取ってみると絶対直した方がいいって思ったんだろーけど、時間とかお金とか、色々あって妥協したんじゃないかな。
やっぱ良くないよ、この形。
ケース形状なんてどーでもいい人には、分かりにくい話だけど、もう少し突っ込んで考えていけば、もっとよいケースになったんじゃないかなーと思います。
このケースは、ゴリゴリと……やってみますかね?