黒錆びで真鍮ケースをコーティングするために色々と下調べしました。
私たちの身近な真鍮が使われているものとしては五円玉があります。銅が80%くらい、亜鉛が20%くらいの金属です。
結構、対薬品性も高く、薬品をよく選ばないと色が変わらないらしいです。
この真鍮を黒錆化させるいい薬品がbrass blackと呼ばれるもので、先日写真を載せたこれです。
早速、アマゾンでポチッと…出来ない!
あれ、何処もかしこも売り切れです。
色々と調べると、劇薬過ぎて日本に輸入できなくなったらしい。
マジか…他の薬品は真鍮が対応外だったりするからな…
そんなに劇薬なのか?と思い調べると、処理に困るくらいの劇薬だそうで、ステンレスシンクに流すと穴が空くそうですw
あと、発癌性があって、気化したものを吸うのもNG。
かなりヤバめなものみたい。
まぁ、代わりの薬品も見つからないから、もう少し弱めの液体を探していると…
お酢と紅茶で染められるらしいとの情報が!!!
フムフム、濃い紅茶にお酢かレモン汁を入れてそこに漬け込むのか。
それなら手に入るな。
レモン汁。
紅茶。
やれば出来るな!(準備だけど!)
レモンのクエン酸と紅茶のタンニンが何やらコラボして黒くなるらしい。
理系の説明とは思えない文章だなw
これらを紅茶3、レモン1くらいで混ぜて、しっかり脱脂したケースをドボン。
細かな泡がプクプクと出てきて、アールグレイのいい香り。これって只の紅茶じゃなかろうか?
こんなんで染まるんかな?
劇薬とは真反対のエコでヘルシー&デリシャスな液体ですからねぇ。
…で、何分待っても染まりません!
うーん、やっぱり地球に優しすぎたか…
賭けになりますが、劇薬を用意しますかね…