以前にもブログに書いた至高のボーイシリーズ続編です。
私の考えるブラックボーイは、無骨な道具感がたまらないセイコーのダイバーズウォッチであり、価格的にも安価で入手しやすい時計です。
そんなブラックボーイをもう少しグレードアップさせよう!ってところからスタートしましたが、案の定(想定内?)、原型を留めなくなり、もはやブラックボーイと呼べるのか…というシロモノになりましたw
でも、いいんです。自分にとって「至高」であれば。(開き直り?)
ということで、現在こんなになってます。
こんな感じ。ブラックボーイ感ありますかね?
(いや、ないですね…)
最近時計と部品を減らすべく売却用に組み立てをしてます。ところが、その中になかなかカッコイイ社外品のボーイ風のケースがありまして、その部品を使ったりしてます。
ぱっと見でブラックボーイが残ってるのはケースとブレスと針だけです。
ぱっと見だけでなく、じっくり見てもそれ以外は残ってないですw
ベゼルとリューズをローレットタイプにして、ベゼルインサートをグレーのセラミックにしました。
このベゼルが結構私の中でクリティカルヒットでして、ボーイのデザインで気になっていた点をうまく解消したんです。
ベゼルの外周がポリッシュのテーパーになっています。ベゼルとケースのデザイン的なつながりがあまり感じられなかった部分をうまくケースに向けてラインを繋げてます。
また、テーパーを取ることでベゼルのエッジ(小口)が細くなり、デザイン的にもモダンなデザインになってます。
それにしてもガラスが傾いてますねw直さないと!
もう一つボーイのデザインで気になっていたのは、ベゼルの外周よりもケースの幅のほうが広かった点です。
皆さん気にならないですかね?私はなぜかケースよりベゼルが小さいのが気になってました。
このベゼルはテーパーの部分が元より大きくなった分、ベゼルの外径が大きくなり、ケースと同じ幅になりました。
うーん、美しい!
ベゼルインサートは純正のアルミからセラミックに変更しました。
ターコイズカラーのサブマリーナ用に取り寄せていたのですが、デザインがボーイ純正のものなので、こちらに使ってみました。
デザインでブラックボーイらしさを残しつつ、光沢と色でラグジュアリーな印象が出てきました。
全体の印象を平たく言うと「都会的な」感じになったと思います。
まぁ、とってもちっちゃい事なんで、どうでもいいかもしれませんし、書くほどでもないかと思いますが
このベゼル、回りませんw(超重要)
やはり、サードパーティー製で精度の問題かと思いますが、嵌めるのがキツめでした。そして、嵌ったのですが回りません。
まぁ、デザイン優先ですからw
え?ボーイは道具感が売りなのに、性能が落ちるようなカスタムでいいのかって?(心の声なの?)
いや、いいんです。
カワイイは正義って言うじゃないですか。(そうなのか?)
レコードだってジャケ買いするじゃないですか。(いつの時代の人?)
ということで、何とも言えない気品が漂うブラックボーイになりました。
もはや、ブラックでもないし、ボーイでもないかもしれません。
グレーヤングマンとでもいいましょうかw(なんじゃそれw)
シャレオツな時計になりましたよ。