snkd97’s blog(G/N design)

snkd97と仲間たち!続編です。G/Nブランドの確立を目論みますw解る人には解る。解らない人にはちっとも解らない。そんな世界です。

DG3804の修理

以前から巻芯が刺さらなくなって放置されていたDG3804がある。

これを直して売り出したい。

 


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針を見ていただければおわかりのようにDG3804はGMTのムーブメントである。

意外と安く、2000円くらいで購入できる。しかし、安価なのが原因なのか、巻芯を刺すのが非常に困難です。

前にも直したことがあります。

 

今回も同様に分解していきましょう。

組み直せば治ると思います。

 


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ムーブメントをケースから取り出したら、ムーブメントの側面に2箇所得る文字盤を固定するネジを緩め、文字盤を外します。

あ、もちろん針はその前に外してますよw



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文字盤を外したら、受け(?)を外します。

ネジ3つです。

受けをそっと外したらカレンダーのピンを外します。これ、飛んでいくとヤバいんでw

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外したらピンはここにありましたよ。
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カレンダーは持ち上げたら外れます。

 

さて、ここからが本番です。


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オシドリ周りがなんかおかしい。

カレンダーのディスクをそっと持ち上げると、カンヌキやオサエ(?)が、バラバラとこぼれ落ちました。

 

あれ?なんで外れてる?


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オサエが外れてるわけないのに…と思ったら、ネジが折れてました。なんとか胴部分も取り出したところです。


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この穴に刺さるネジです。

 

おっと!ここでもピンを外しておかないと!

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ここにあるピンを外しておかないと、どこかに飛んでいきますw

 

改めてオシドリ周りをよく見てみると、リューズが刺さらなくなったのは、ネジが折れていたからのようです。


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カンヌキを正しい位置にはめてみました。

うん、なんとかなりそう。

沢山の部品が組み合わさってリューズの押し引きで歯車の噛み合いが切り替わるようになってます。

すげーな、複雑。

 

と、言うことで、折れたネジの替えの部品を探します。

以前に壊したDG3804がもう一つあるので、そこから持ってきましょう。

 

それを使って組み立てればいいんですけど、そう簡単にいくかなぁー?

いや、いってもらわないといけないんだけど。

 

久々にムーブメントの分解ネタですね。

ドキドキします(なんで?)

 

前から思ってたんですけど、部品の名前がよくわかってないので、間違っていたら皆さん脳内変換してくださいね!

こういうのってどうやって覚えるんやろうか?

ムーブメント毎に形も位置も違うと思うんですけどね。

 

続きます。