最初は気にしていなかったのですが、ふとなんでだろう?と疑問に思ったわけです。
例えば05の次の数字は10なので、間は075になり、7分30秒を示すことになります。なんか変ですよね?
この疑問は、このデザインの系譜を考えることで解けました。
SNKDのベゼルに似たデザインというのは主にGMTで使われているデザインです。ダイバーズのようにベゼルが回転できるわけでなく(回転できるのもあります)、ベゼルに数字がふってある、そういうデザインです。
GMTとは、24時間で時針が一周するような針を持つ時計の俗称で、海外渡航時に日本時間を示したり、昼夜を判別することができる時計です。
このGMTの場合、普通の文字盤だと24時間が読み取りにくいので、必ず何処かに一周24時間の数字がふってあり、ベゼルに書いてあるものも多いのです。
で、見つけました。
SNKD97に似てるんでしょう!
こちらグランドセイコーSBGM025になります。デザイン使い回しじゃありませんか!
ということで、気を取り直して、SBGMのベゼルを見てみましょう。
24.2.4.6…
とあり、数字の間にある目盛りは、もちろん1.3.5…を示します。
なるほど、そういうことですか…
もしかしてグランドセイコーがSNKD97の真似をしたのかと思いましたが、それは完全に逆で、SNKD97がグランドセイコーを真似たわけですね!
ベゼルは、GMTじゃないから60までの数字を書いておけって感じなわけですね。
だから、7分30秒に目盛りがある…
んーちょっと悲しい。(T_T)
ま、数字を読むことはないんで、デザインと割り切るってことですね。
ということで謎は解けました!