このGショックの改造が終わらないと、落ち着いて他の作業が手につかない今日この頃です。
今回はAW-590の方に戻りましょう。
この時計はパイロットウォッチとして、色々な実験的試みを行うことを考えています。
今回はベゼルの取り付けのためにもう少し分解してみましょう。
ガラスを外してみました。
ガラスはケースに接着されてるのかと思ってましたが、普通の時計のようにガスケットで固定されてましたw
ガスケットはセイコーのものに似ています。
ただし高さが2ミリあります。
ケース側には金属のガラス受けの輪っかが樹脂の中に打ち込まれています。
ケース内側からはチャプターリングと文字盤やムーブメントを受ける役目、ケース外側からはガスケットやガラスを受ける役目があり、非常に重要な位置づけです。
ガラスは29.5Φ 厚さ2.4ミリ
ガスケットは約30.5Φ 高さ2ミリ。
セラミックのベゼルをつけるには、ケースの正面を削るしかありません。
ま、どうにかなるでしょ。
…と作業を進めますと、
この写真はガラスを嵌めた状態ですが、ガラスの周りに金属の輪っかが見えますよね?
これはおそらく、先程重要な部品として紹介したケース内部に突き出た金属のプレートと繋がっています。
断面的にはL型になっていて、グルっとケースの中を回ってるんですね。
樹脂製のケースの中に芯として入ってるということですね。
ここまで削ってもガラスを受け止めるだけの立ち上がりはあるので、一旦削るのはここまでとしてガラスを嵌めたという状態です。
さて、ここにベゼルを留めると…
もう少し削りたかったけど、金属部品が出てきたから仕方ない。これで良しとしましょう。
もう少し横から見たら写真があればよかったのですがw
まぁ、こんな感じです。
ベゼルはガラスのガスケットにはまり込んでして、結構しっかり付きました。
ケースはとりあえず形になったので、後は文字盤ですね。
つづく(まだまだ?)