今の父親の腕には何やら新しい腕時計が…
どうもダニエルウェリントンのようだ。
私には小さい頃から父親の腕に付いていた金色の時計の方が懐かしく、またしっくりいくのだが…
どうやら新しい時計は兄夫婦からのプレゼントらしいので、それはよしとして、古い腕時計をどうするのか聞いてみたところ「いらん」とのことでした。
どうも調子が良くなかったらしく、止まってしまい、新しいのを探していたとのこと。
いらないらしいので、その古い時計を手にとってマジマジと見てみた。昔は時計に興味がなかったので、金色の時計としか見てなかったけど、今よく見てみると、金色のキングセイコーでした。
かなり汚れていて、オーバーホールなんてしたことないんじゃないかと思えるほど汚い。とりあえず持って帰って綺麗に掃除してみた。
金属のベルトはどうにもならないくらい汚いので外して、本体のケースを布で拭き、小さな隙間は爪楊枝などで綺麗に汚れを落とした。
ある程度綺麗になったところで、色々調べてみると、1969年製の5625-7000というキングセイコー。もう47年も前か!
父親が20代の時に買ったんだなぁ。そのときは給料2ヶ月分くらいだったはず。
しかも、もしかしたらノーメンテでこの間まで動いていた?
改めて機械式って凄いなぁ。と思いました。
綺麗になったキングセイコーを少し振ってみると、なんと秒針が動き出した。
「まだまだイケるぜ」ってアピールしてのかコイツ!
もう動かないって聞いていたのに、ちょっとびっくり。
ガラスも欠けているし、これから少しずつメンテして復活させようと思います。
しばらく秒針が動いていたのですが、一晩動いた後、それっきりまた動かなくなりました。なんなんだコイツ…
どうやら日付とかは変わるし、秒針が動いている間にチェックした限りではどこも壊れていなさそうでした。油切れかな?
それにしてもセイコーのデザイン、変わってないなぁ。洗練されているっていうことかもしれませんが…