巻芯がどうしても奥まで刺さらなくなったMIYOTAらしきムーブメント、名付けて「MIYOTAクローン」。
どこまでMIYOTAと同じか分かりませんが、バラしてみましょう!
戻らなくても仕方ない、ということで。
たぶん、巻芯の問題は文字盤側が原因かと想像します。
オシドリなどの機構がこちら側にあるようなので。でも推測です…
まずはネジを5本外します。
これ、良くみると、大きめのネジは外す必要なかったかも。押さえてるプレートの穴の中にあるだけで、プレートを外すのに関係ないですね。
似た写真ですが…同じですw
先に外してしまった大きめのネジはピンを固定していたんですね。
そして、日車を浮かせてみました。
あら、ビックリ!
ピンと何かの部品がポロリと飛び出しました。
場所は後で検証しましょう。
飛んでいったバネはこのあたりのものみたいです。近くに置いてみました。
部品は上の方にあったみたいですね。
もう一本も飛んでいくとヤバイので外しておきます。
バネでバランスされていた部品を取り外します。
取り外したところでパチリ。
こんな感じになりました。
巻き芯を抜きたいので裏返したい…
逆さまにすると外れそうな歯車を外します。
あ、同じ写真かな?光の当たり方を変えてもう一枚。
ムーブメントをひっくり返すともう一つ歯車が外れました。真ん中あたりのやつですね。
ここで、ひっくり返して巻き芯を抜きます。
まだ、オシドリも生きていたし、巻芯が上手く刺さらないのも改善されていませんでした。
更なる分解に進みます。
そして、また文字盤側に戻ります。
いよいよ、オシドリ回りをバラします。
押さえている部品を取ったところ。
さらに分解すると、複雑な形の部品が外れました。
ピンセットで部品を外した途端に、何かが弾けて飛んで行きました。
あぁ…やってしまった…
と、絶望に打ちひしがれていたところ、奇跡は起きました。
キラリと光るものが遥か彼方に(2メートルくらい)あるじゃないですか!
神様ありがとう…
部品は見つかったものの、トラップが至るところに仕掛けられていることを学びました。
注意が必要です。
下の部品も外れました。
巻芯が抜かれて歯車類がグラグラになってます。
二つの歯車が取れました。
おそらくここまでバラせば、巻き芯が刺さらない原因もリセットされている可能性があります。
撤収!!!
これ以上の分解は無用と判断しました。
というか、文字盤側にはほとんど部品が残ってませんw
ここから組み立て直しです。
キチンと組み立てれば巻芯の刺さりが直るのではないかと期待です。
というところで、タイムオーバー。
ちゃんと直るのか?
相当不安ですw
どこになんの部品があったかは記録してますが、どういう仕組みになってるかは全然分かってませんw
因みに部品の名前も全然知りませんw
「部品」「歯車」「プレート」「ネジ」「ピン」の5種類しか語彙がないですw