オークションで購入したスポーツマチックが届きましたよ。
メッキは剥がれまくりだから、普通の人は買わないよねー。お安く買えました。
まぁ、汚いこと!
これまで購入した時計の中でもかなり汚い方です。
すぐにバラバラにして洗浄しないと…
裏ぶたは別の時計のものみたいだし、色々と弄られてるかもしれない。
メッキは剥がれてほとんどなく、真鍮が、茶色に錆びていてこういう色になってるみたい。
裏ぶたを開けると…中は意外と綺麗なんで安心です。
たまにゴムパッキンもなく、ビスも留められてない不要部品押し込んだだけみたいなジャンクもありますからね~
そういう点では、今回のはいい品です。
文字盤も綺麗です。
写真だと風防の汚れなのか文字盤の汚れなのか判別しにくいのですが、ほぼ風防の汚れだったようです。
ケースは、内部の部分のメッキは綺麗に残ってます。当たり前ですね!
ベゼルもケースも耐水ペーパーで表面を削ります。汚かったのですべて削り落とします。
外部に面するところは真鍮の無垢になり、ケースの内側のみ金メッキになりましたw
先日使ったパティーナを捨てずに残してたので、それに漬け込みます。
さてどーなるか?
一分くらい経つとケースの色が濃く変わっていきます。
来た来た!
ほらほら!
あっという間に!
今回は驚きませんでしたが、グイグイ黒くなります。
ここまで3分くらい。しばらくこのまま置いときましょう!
30分くらいで真っ黒に。
一旦液から出します。
ベゼルはメッキが落ちきってないから色が乗りませんねー。
ここで、再度メッキの剥がし残しを削ってパティーナに再投入です。
今度は、ベゼルも真っ黒。
メッキの所にも色が乗ってます。
パティーナから出して、水分を軽く拭き取り、薄く油を塗ります。
黒錆びの酸化皮膜が安定するのに少し時間がかかると聞いたことがありますが、本当かは定かではありません。
先日の魔チック1号より大分黒いです。
表面も塗料のような膜厚もなく、地金の色のように綺麗です。
先程の文字盤とムーブメントを入れて、割れてますが風防をつけてみました。
左が魔チック2号です。
うーん、ハードボイルドな黒いケースにきらびやかなインデックスと針。
なんか想像とイメージ違うなぁ…
文字盤が黒くないのが良くないような気がする。
黒文字盤を買うか、作るか?
自分で使うなら作るか?
針は、アクタスとかと同じかなぁ?
部品取り用のアクタスがあるから試してみるか?
ということで、まだまだ続きがあるはずですw