さて、文字盤もいい感じにヴィンテージ感が出てきたので、組み立てに入りましょう。
出張中に仕事をしながら文字盤を眺めてました。
いや、文字盤を眺める合間に仕事してましたw(仕事しろ。)
ところでこの文字盤は普通のものと少しデザインが違いますよね?下の写真のこれと同じです。
文字盤の下の方に丸Tと書かれてます。
今回、ヴィンテージ加工した文字盤はミリサブと呼ばれるイギリスの軍用につくられたサブマリーナの文字盤のオマージュのようです。
針がベンツ針じゃないのと、ラグのバネ棒がケースに固定されているらしく、ストラップ仕様しかないそうです。ベゼルインサートもメモリが全周に入ってますね。
まぁ、マニアじゃないんで拘りませんw
さて、バラしますかね〜
ムーブメントはNH35っぽいローターが付いてますが、全くの別物です。怪しいムーブメントです。
ここで、見ておいて頂きたいのは機留めの位置。
3時と9時の辺りにありますよね?
これが後で問題に…
機械を取り出します。
まぁ、特に何事もなく…。
ベゼルインサートを外して、風防を交換しました。サイクロップレンズが無くなりました。
ここでなんやかんやと問題発生。
写真が滞りますw
なんとか完成!
え?飛ばしすぎ?
あと、なんか変?レフティになってる?
それはですね…
このケースって機留めでムーブメントを固定するんですけど、ムーブメント側に機留め金具が付けられる部分が3時と9時のところしかないんですよ。
で、これまで付いてた文字盤は干支足がなかったんですけど、今回は使おうと思いましてムーブメントの穴に差したところ、機留めのネジと同じ穴だったんですよ!
さっきの写真の2箇所です。
機留め金具は少なくとも9時側には必要です。リューズを押すときに突っ張るような固定が必要なんです。
文字盤の干支足を片方切って再度ムーブメントに固定したところ、あれ?
なんで?
切る方の干支足間違えた!
文字盤逆さまやん!
となり、レフティになりましたw
ま、カレンダーがないからいいかな。
ブレスも耐水ペーパーの400番でポリッシュ部分をさすってやると、全体がHLになりました。
ということで、一旦完成!
…って思ったんですが、完成直後に届きましたよ…
本命文字盤が!!!