snkd97’s blog(G/N design)

snkd97と仲間たち!続編です。G/Nブランドの確立を目論みますw解る人には解る。解らない人にはちっとも解らない。そんな世界です。

MIYOTAのケースに7s26を入れる方法~ホワイトアウトの秘密

大分暑さも弱まって…きませんねw

台風も「50年に一度」なんて、名付けてたのが毎年来るから、「過去経験のない…」なんて名前になってますね。

地球はどうなってしまうんでしょ?

 

さて、ホワイトアウトの作成時に隠してた秘密があります。

隠してたというより、攻略法を模索してた、ということなんですが…そんな話です。

 

 

MIYOTA8215用のケースに7s26ムーブメントはすっぽり入るが、図面上でみると文字盤とケースの間に隙間ができるはずである。

 

が、そんな隙間なんて…


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…あるように見えるw

 

巻芯を刺すと微妙に文字盤とケースの間が開くようだ。

これは不味い。文字盤とムーブメントの間が開くと、文字盤と針が接触する。

 

どうにかしないと…

と、以前から悩んでましたw

 

そして、ムーブメントの大きさやケース形状から割り出したスペーサーは、

外径29.3ミリ、内径28.6ミリ、高さ0.6ミリ

というものです。

29ミリの文字盤が入るケース内径は29.5ミリ。半径を0.1ミリずつ小さくすると外径29.3ミリ。文字盤の見える部分の直径は28.6ミリ。内径はそれが目標です。

高さは0.6ミリがいいです。

 

なかなかジャストなスペーサーが見つからず探していたのですが…


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ほぼ、ピッタリに近いものがありましたよ。


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入るかなー?

 

 


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あ、ピッタリ!

 

そして文字盤をいれると…


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ほら、ぴったり!

 

よしよし、計画通り!

MIYOTA用のケースにセイコームーブメントを入れるときのスペーサーを開発しました!

(開発じゃないって?)

 

これでもう一つ作るときも安泰です。

このスペーサーは何かと言うと、ガラス風防用のパッキンです。

中村時計材料店で0.1ミリ単位で寸法を選んで買えますよ!

 

黒文字盤の時は、パッキンを塗装しないといけませんねw