snkd97’s blog(G/N design)

snkd97と仲間たち!続編です。G/Nブランドの確立を目論みますw解る人には解る。解らない人にはちっとも解らない。そんな世界です。

シルバーウェーブZの整備 その3

さて、動かないシルバーウェーブZをどうするか?

 

ジョンさんがコメント欄で教えてくれたように、脱磁器にかけてみるか!

おもむろに脱磁器とコンパスを取り出します。

 


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北は机の正面側です。

 


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シルバーウェーブZをコンパスに近づけてみましたが、ひどく帯磁している感じはない。

 

まぁ、脱磁器にとりあえずかけてみよう。


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退磁器。

日本語だと帯磁器に聞こえるから良くないですね。

帯磁させてどーすんねん!ってなりますし。

 

これの上に時計を置いて、赤いボタンをポチッとな。(古いw)

 

うぇ~!

なんじゃこりゃ!

グリングリンやないか!

ちょっとちょっとちょっと!

 

何が起こったかというと、脱磁器のボタンを押したら秒針がグリングリンと高速で回り始めました。

1秒で一回転くらいの速さですよ!

 

いや、びっくりしました。

そんでもって、脱磁が済んだら…

 

あら!動き出した。

すげー!すげー!

ジョンさんすげー!

 

動画でないのでわかりにくいけど、
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ほらほら、針が動いてるでしょ?

治ったよ!

 

さて、ガラスやケースを磨いていかねばなりません。

 

 

 

…その後、3時間で再度止まってました。

でも、原因は汚れや油の固着と思われますので、洗浄すればどうにかなるんじゃないでしょうか?

シルバーウェーブZの整備 その2


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電池を手に入れました。

SR43SWです。

 

実はLR43も購入してました。

こちらも同じ大きさらしいですね。

でも、電圧が少し低く安定しないためSRのほうが良いらしいです。

 

で、SR43SWを止まっているシルバーウェーブZの電池と交換します。

 

…えーっと。

動かない。

 

あれ?変だな。

入れ直してみよう!

 

あれ?変だな。

(5回ほどリピート)

 

つまりだ。このシルバーウェーブZは、電池切れじゃなくて壊れてる?

 

ねぇ!そういうこと?

(諦め悪い)

 

ヤケクソでLR43を投入。

…あれ?

何だか秒針がピクピク動いてる。

残念ながら進まないけど、ピクピクしてます。

 

SR43SWが1.55ボルトで、LR43が1.5ボルト。

電圧低い方で反応があるってのはどういうこと?

 

カニカルな故障かもしれない。

ダメ元でバラしてみるか!

 

と、いうことで手っ取り早く売却しようとしていたのに、思わぬ誤算がありました。

 

代わりのムーブメントも手配しておくかですね。


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わかりにくいですけど7546Aです。

すぐに手に入りそうですが、リューズが4時位置で、黒いカレンダーって条件で探すとなかやかハードルが高い。


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白カレンダーだとちょっとね…

(贅沢言うな)

 

ここはカレンダーを気にせず7546を手に入れてカレンダーは交換ですね。

 

うん、展開としては悪くないw

 

シルバーウェーブZの整備

オークションで買ったシルバーウェーブZ。

2000円くらいだったから、まぁ安く買えたのかな?



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ガラスは磨かないといけないけど、大きな割れもないし、綺麗になると思う。

ブレスも純正がついていて、大事に使われてた感がある。

 


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電池交換のために現在入ってる電池を確かめた。

SR43SWと書いてある。明日買ってこよう。

それにしても金属ブレスを外さなくても裏蓋を開けることができた初めての時計ですw

 

何やら裏蓋に書いてある。

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94.11.19とある。

1994年11月19日に電池交換したのかな?

下には赤字で20.11.29とある。

2020年11月29日のことかな?

あれ?結構最近です。

 

電池切れだよね?

ねぇ!そうだよね!

 

ねぇ…大丈夫やろか。

 

 

 

 



久々のオークション

先日にオークションで落札した時計が届きました。

 


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ジャン!

 

シルバーウェーブZです。

これで3つかな?

買っては売りを繰り返すというw

これは7546-6050という型番のものです。

 

ジャンクな品で落札して、整備して売却する。

まぁ、そんなに儲からないw

 


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でも、なかなかいい時計だ。

 


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うーん1978年製か。

 


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電池がないのか「不動」です。

多分電池切れだよね?

ね?(不安になっている)

 

ベゼルの文字には得意の墨入れもできるし、ガラスも磨けるし、電池交換もできる。

直せばいい時計になるよきっと。

 

ということで、整備して売りましょうね!!!

今日の時計。(SNZF17)


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今日はスケスケムーブメントのSNZF17です。

最近まで少しムーブメントがグラグラしていたのですが、機留めでガッチリ固定し直しました。

 

セイコー5は樹脂カラーのついたムーブメントをいれる場合が多いのでケースに機留めを受ける溝がないんですよね。

そういう場合このNH70のような樹脂カラーがついてないムーブメントは困りますねー


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テンプ以外のところは透けててもあまり面白くないので、ステンドグラス風にレジンとかで埋めるとか、もっと繊細なフレームに削るとか、何か一手間かけたほうが良い気がします?(誰に聞いてるの?)

 

DG3804の修理

以前から巻芯が刺さらなくなって放置されていたDG3804がある。

これを直して売り出したい。

 


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針を見ていただければおわかりのようにDG3804はGMTのムーブメントである。

意外と安く、2000円くらいで購入できる。しかし、安価なのが原因なのか、巻芯を刺すのが非常に困難です。

前にも直したことがあります。

 

今回も同様に分解していきましょう。

組み直せば治ると思います。

 


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ムーブメントをケースから取り出したら、ムーブメントの側面に2箇所得る文字盤を固定するネジを緩め、文字盤を外します。

あ、もちろん針はその前に外してますよw



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文字盤を外したら、受け(?)を外します。

ネジ3つです。

受けをそっと外したらカレンダーのピンを外します。これ、飛んでいくとヤバいんでw

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外したらピンはここにありましたよ。
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カレンダーは持ち上げたら外れます。

 

さて、ここからが本番です。


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オシドリ周りがなんかおかしい。

カレンダーのディスクをそっと持ち上げると、カンヌキやオサエ(?)が、バラバラとこぼれ落ちました。

 

あれ?なんで外れてる?


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オサエが外れてるわけないのに…と思ったら、ネジが折れてました。なんとか胴部分も取り出したところです。


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この穴に刺さるネジです。

 

おっと!ここでもピンを外しておかないと!

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ここにあるピンを外しておかないと、どこかに飛んでいきますw

 

改めてオシドリ周りをよく見てみると、リューズが刺さらなくなったのは、ネジが折れていたからのようです。


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カンヌキを正しい位置にはめてみました。

うん、なんとかなりそう。

沢山の部品が組み合わさってリューズの押し引きで歯車の噛み合いが切り替わるようになってます。

すげーな、複雑。

 

と、言うことで、折れたネジの替えの部品を探します。

以前に壊したDG3804がもう一つあるので、そこから持ってきましょう。

 

それを使って組み立てればいいんですけど、そう簡単にいくかなぁー?

いや、いってもらわないといけないんだけど。

 

久々にムーブメントの分解ネタですね。

ドキドキします(なんで?)

 

前から思ってたんですけど、部品の名前がよくわかってないので、間違っていたら皆さん脳内変換してくださいね!

こういうのってどうやって覚えるんやろうか?

ムーブメント毎に形も位置も違うと思うんですけどね。

 

続きます。

 

 

 

 

今日の時計。(アクタス)


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今日は6106の5アクタス,

 

裏蓋の刻印によると、製造は1970年となっている。

53年前の時計か…

 

誰かがオーバーホールして今に至るんだろうと思うほど好調に動いてます。

 

リューズを押し込むと日付や曜日が変更できるクイックチェンジャーも問題なく動きます。

 

文字盤や風防やケースはカスタムしてるので、もはや元の型式はよくわからない状態ですが、SEIKOのアプライドが少し上についているのは、元々はその下にアクタスの表記があったから。

 

やっぱり曜日の表示が漢字なのはいいですね!

舶来時計のカスタムに取り込もうかなw


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今日の時計。(ノンデイトのデイトジャスト)


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今日はノンデイトのデイトジャストです。

ムーブメントもよくわからない怪しい機械ですw 

 

何故ノンデイトのクセに「デイトジャスト」と呼んでいるか?

 

それはフルーテッドベゼルに拠ります。

確かフルーテッドベゼルはデイトジャストにしか設定がないはず。するとケースからみるとデイトジャストってことになります。

しかーし!カレンダーがないから「ノンデイト」。

 

ということで、「ノンデイトのデイトジャスト」ですw

 

え?本当にカシャンと一気に日付変わる音がするかって?

そんなはずないじゃないですか?

怪しい怪しいムーブメントですもんw


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Gトナ大作戦 その11

 

もう「その11」になってしまいましたGトナです。

毎日磨いてやっと概ね透明になってきました。

効率の良い磨き方を考えないとだめですねー


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ほんのり真ん中のコーティングが薄くなって…

そこから、ゴリゴリ削ったものだから傷だらけになって…

 

必死に磨いて…


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ここまで来ましたが、更に磨いて…

 


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ま、こんなもんかな。

 


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しかし、黒文字盤の方に載せてみると、反転液晶がギリギリ読めるかどうかw

 

うん、このガラスは白文字盤に使おう!

ということで、ガラス磨き終わり!

 

二枚目以降で、もっと効率の良いコーティングの剥がし方を考えよう。(ずっと探してるけど…)

 

 

さて、文字盤作成の続きです。

ポール・ニューマンモデル用です。

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何このボロボロの文字盤?

って思いますよね。

 

インダイヤルはオリジナルのものをそのまま使おうと思いまして、インデックスを削ってたんですよ。

インダイヤルは細かなレコード盤みたいなテクスチュアになってるんです。これは使いたい。

 

え?インデックスくらい裏から押せば外れる?

 


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いや、インデックスは文字盤一体でした。

こりゃ削るしかない。

インダイヤルも一体で外れないし!

一枚の板で文字盤を生産するカシオの技術スゲーな。

 

ということで、削ってフラットにするためにゴリゴリやりましたよ。

まずは白文字盤の方のガラス交換してしまわないとね!

 

ポール、白文字盤、黒文字盤の3つが出来上がる予定です。

まだまだ続きますよ!

Gトナ大作戦 その10

あけましておめでとうございます。

なかなか更新が進みませんが、マイペースにやっていこうと思います。

このブログも2016年にスタートし、8年目に突入しました。これもひとえに皆様のおかげ…ではなく、「書きたいときに書きたいことを書く」という空気を読まない、無理をしない、適当で良い、という私の性分によるものでしょうw

 

さて、今取り組んでいるGトナですが、ガラスのコーティング剥がしがなかなか進みません。

 


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コーティングがあると、写真のように黄色く反射します。ヤスリで削ってすりガラス状にして、キイロビンで磨くという…

 

なかなか透明になりません。

晦日に紅白を見てると、寺尾聰ルビーの指輪を歌ってました。

ええ、「く〜もーりーガラスの向こうは雨の街〜」という歌詞で思いました。

 

磨くのメンドクセー、曇りガラス。

 

ということでやはりまだ進展してません。

磨くしかないんですけどね。

 

で、少し目線を変えて、ポールの方の文字盤制作を進めてみました。


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デザインの参考はこれです。


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既存の文字盤を改造して貼るための文字盤デザインです。CASIOの上には王冠のアプライドがつきます。

赤い円形から外側はチャプターリングで隠れます。

小さいダイヤルは黒いところを切り抜くので、文字盤として残るのは文字だけなんですけどw

 

G-TONAのフォントや配置に結構気を使いましたよ〜

え?そんなふうに見えない?

円形に並んでるのが難しかった…

「-」も一文字分の間隔にすると間伸びするし、気を使いました。

 

さて、どーなることやら…

 

続く。

今日の時計。(緑の潜水艦)

おはようございます。

今週も北国出張中です。

お供は袖に隠れて見えないので派手目な時計です。


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ポレックス。緑の潜水艦です。

この時計の気に入っているところはベゼルインサートの文字の色。

白に見えますが、よく見ると…いや、よーく見ると銀色です。

白よりも落ち着いて見えますし、フォントも角っとしてて綺麗です。

なかなか手に入らないです、これ。

(すでに見つけられない)

 

昨日、まぐろ丼で有名なお店に行ってきました。

店員さんにまぐろ丼を注文していたとき、「大盛りが無料でできますけど」と言われて大盛りをお願いしました。

私はカウンター席に座りましたが、時間帯が食事時でなかったので客はあまりおらず、カウンターの少し離れたところにおねーさんが座っていたくらいでした。

 

しばらくすると「まぐろ丼のお客様〜」と、やってきましたまぐろ丼!

おぉ!美味しそう!

 

早速、お箸を割って食べ始めると、少し離れたところに座っているおねーさんの視線が…

何?その視線?

ちょっと痛いくらいのその視線。。。

 

まぐろ丼にすればよかったって思っちゃった?

いや、この店はまぐろ丼でしょ!

そういえばおねーさんは何頼んだんだろ?

まだ料理来ないの?

 

と思っていたら、店員さんが料理を持って来て言いました。

「まぐろ丼大盛りのお客様〜!」

 

 

…ぁ。

 

おねーさんはニヤリとして大盛り食ってましたw

 

 

今日の時計(紺サブ)


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今日は雨だったので紺サブです。

しかし、この時計、どこからか浸水しますw

 

どうやら風防ガラスが少し斜めに入ってるからかもしれません。

うーむ、サイクロップレンズ外したときか…w

 

近い内にもう一回バラバラにするしかない。

意外と風防の入れ直しは面倒です。

Gトナ大作戦 その9

進展がないまま、二桁に突入しそうなGトナ大作戦。

なかなか上手く進んでませんが報告です。(備忘録な)

 

ARコーティング は強アルカリに弱いとの情報から、キッチンハイターに一晩漬けてました。

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まったく変化なし。

 

うーん、仕方がない。

ダイヤモンドの粉のついたスポンジで擦ってみたところ、細かな傷が多数入ってしまいました。

 

ヤベ。傷がついた…(当たり前だろ)

 

そこで、キイロビンの登場です。


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酸化セリウムの粉ですから、ガラスを研磨しながら溶かします。詳しい仕組みは…わかりません。

 

研磨でもあるし溶かすみたいでもある。

よくわからないw

 

これで磨くと小キズは消えました。

そして、

 


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真ん中は薄っすらコーティングが剥がれたw

 

いや、手間かかりすぎだから、ダイヤモンドでの研磨はやめよう。

 

強アルカリでだめなら、強酸性のサンポールに漬け込むか、シンナー系に走るか。

シンナー系ならアロンアルファ剥がしがお勧めです。匂いはあまりしないのに強力です。

どっちにしても部屋の中でやったら怒られるな。

週末に外でやるしかないなぁ。

 

ガラスは表裏あるし、全部で3枚あるので、できるだけ簡単に薬品で処理したいです。

 

もう一息なのに…年内にレシピを完成させて世にGトナを広げないと!(誰もやらねーよ)