さて、この「自信なさ気な詐欺師」の分解を始めましょう。
しっかり自身を持ってもらわねばw
裏蓋を開けると…
なんともまぁ、小さなムーブメントが!
ハリボテ感が凄いですね~
巻き芯をどうやって抜くのかな?
オシドリを押して…
え?どれがオシドリだ?
リューズを押し引きすると動く部品の近くだと思うのですが、リューズを押し引きしてもどの部品も動きません。
こういうときは「らしき」ものを押してみます。
これまでの経験から、ピンセットの先がハマるくらいの点の刻印があるはずです。
ビンゴ!
矢印のところを押すと、スッと巻芯が抜けました。
抜けたムーブメントを見てみます。
クォーツの機械は興味ないので、主に文字盤を見ます。
インデックスの夜光もモサモサしててイマイチですねぇ。セイコーのインデックスに差し替えられないかな。
ムーブメントは白いカラーが外径31.0ミリ。
文字盤が直径29.5ミリです。
では、ケースの方を見てみます。
ケースを削ったりするには、ベゼルを外さないといけません。
外せるかな?
ケース内の文字盤が引っかかるところにコマをあてて、表からラグを押します。
こうやってラグを押します。
グギギギ…
外れませんねぇ。
もしかしてケースはワンピースなのでしょうか?
よく見てみます。
裏蓋のネジを切っている奥にケースとベゼルの接合が見えるはずですが、無いですねぇ。
ハイライトに光ってる部分です。
ウ~ン、これはちょっと大変だけどラグを磨ければ、グッと本物っぱくなりますね。
ベゼルをしっかり養生して削らないと。
後、クォーツから機械式へ換装しないと。
一応そこは拘りたい。コピームーブメントだけどw
さて、どうなる?